ある日、オールドはインターネットでニュースを見ていた。世の中では、いろいろなこと起きている。そうオールドは感じていた。政治、経済、犯罪、エンターテインメントのニュースを見終わった後、オールドはグラスにワインを注いだ。グラスは綺麗な透明から真っ赤な赤色に染まっていった。
グラスに注いだワインを揺らしながら、香りを楽しみ、そして一気に飲み干した。
オールドは大学生であるが、もうお酒を楽しむことの出来る年齢になっていた。お酒を飲むことによって大学生活に支障が出るかもと考える人はいるだろう。彼は大学で成績がトップであった。優秀という文字は彼のためにあると彼を知っている者は言っていた。
オールドは捨てられた子だった。そして、彼は孤児院で育てられた。孤児院で生活していたときは勉強に励むどころか、学校へは行かずに遊んでいた。そして、犯罪にも手を出していた。窃盗、強盗、ありとあらゆることをした。ただ、人を殺めるということはしていなかった。
オールドが改心するきっかけとなる出来事が起こる。それは一通の手紙が孤児院に届いたことだった。オールドは手紙など開ける必要はないと思っていたが、手紙の差出人を見て、開けることにした。差出人は母親と名乗る人物からだった。手紙を開けると、一枚の紙が入っていた。オールドは紙を取り出し、手紙を読むことにした。しかし、読めなかった。なぜなら、手紙には何も書かれていなかったからである。
オールドは考えた。なぜ、手紙に何も書かれていないのか。ずっと悩んでいた。気付いたら1年も考えていた。悪事を行わずに、ずっと考えている自分がいた。オールドは孤児院のマザーに相談することにした。
「母親と名乗る人から手紙が届いた。手紙には何も書かれていなかった。何を伝えたいのかわからない。」とオールドはマザーに聞いた。
「手紙に何も書かれていないということは、あなたに何も言うことはないと伝えたかったのではないのか。君は悪事を行いすぎて、有名になった。これからは改心して良いことして有名になれば、また手紙が届くでしょう。」とマザーは答えた。
「ありがとう、マザー。僕は良いことをして有名になる。そうだ、この国の大統領になるよ。」とオールドは言った。
「あら、それは楽しみね。大統領になったら、良い国にしてね。」とマザーは言った。
その後、オールドは勉学に励み、一流大学に進学した。彼の大学での生活は、普通の学生とは違っていた。学内の教授、全員が彼を注目していた。そこまで優秀になると、メディアや新聞で彼を取り上げることも多かった。
その頃だった。フェンダーがタイムマシンで未来からやってきた。新聞を読んだフェンダーは驚いた。オールドのインタビュー記事を読んでいると、将来は大統領になりたいと書かれていたからだ。フェンダーはオールドに関する情報収集を始めた。そして、彼のメールアドレスを手に入れることが出来た。
フェンダーと組織のメンバーは、「メモ帳」というアプリケーションをどこにでもあるようなソフトを開発し、オールドにメールで送った。
オールドのもとにメールが届いた。オールドはワインを飲みながらメールをチェックしていた。メールの件名には「WP」とだけ書かれているメールがあった。怪しげなメールであったので、ウイルススキャンはしたが、問題はなかった。問題はなかったのでオールドはメールを開いた。すると突然、メモ帳のプログラムが起動した。
メモ帳には謎のメッセージが表示されていた。オールドはメモ帳の謎を解かなければならないと思い、謎を解くことにした。