御講聞書


今末法は南無妙法蓮華経の七字を弘めて利生得益あるべき時なり。

されば此の題目には余事を交えば僻事(ひがごと)なるべし。

此の妙法の大曼荼羅を身に持ち心に念じ口に唱へ奉るべき時なり。


現在、末法は、

→末法=令和のこの時代。今このとき。


南無妙法蓮華経の五字、七字の

題目を弘めることによって、

すべての衆生が成仏の大利益を得るべき時代である。

→成仏=死ぬことではない。

簡単にいうと幸せになるということ。


そうであるから、

成仏のための正行である

→正行=正しい修業


南無妙法蓮華経に、

他の教法や修業を交えるのは

間違いである。

→他の般若心経や念仏、禅宗などの修業を、南無妙法蓮華経の修業と一緒にするのは、間違いである。


この南無妙法蓮華経の

大曼荼羅ご本尊を受持し

身口意(しんくい)の三業(さんごう)を持って、

心で念じ口で唱え、

全身で信心修業申し上げていく

時なのである。


南無妙法蓮華経🙏

なんみょうほうれんげきょう