2021年7月20日
ルルはボク達の事を
『しんちゃん・○○ちゃん』
と名前で呼ばせている。
これは、別にお父さん・お母さんと呼んでも良いが、強制はせず、自分が呼びたい様に呼べば良い…と思い、敢えて名前で呼ばせていた。
出会ってから1年。毎日ルルを観察していると、
『パパ・ママ』
と言うフレーズに憧れがある様に感じる事がある
公園やお買い物をしていると、ルル位の小さな子が『パパ〜!!ママ〜!!』と呼ぶのを、羨ましそうに、その親子の様子を目で追っている。
それにもう一つ思うこともある。
ボク達の事を名前で、しかも親しみやすく
○○ちゃん
と呼ばせている事で、彼の頭の中では
お友達感覚…
になっているのではないか?
だからいつまで経っても『お試し行動』が収まらないのでは無いか?
そんな風に思いルルに提案してみた!
ボク:ルル!今日からボク達の事を『パパ・ママ』って呼んで!さあさあ!!呼んで見て〜
ルル:パーパー(恥ずかしそうに、でも嬉しそうに…満面の笑み)
ボク:お〜!!コレは照れますね!!
この日から『パパ・ママ』の始まりだ。
この日は月に一度の『児相家庭訪問日』
今回は児相では無く、ルルが小さい頃から触れ合っている『養護施設の職員』が訪問して来た。
ルルに○○ちゃんと言う呼び方を『パパ・ママ』に変えてみた事を告げると、
職員:あー、その方が良いと思う。やっぱり憧れもあるし、名前で呼び合うと、お友達感覚が抜けないのかもしれないよね。この人はボクの親なんだ!パパとママなんだ!って、やっぱり言葉って大事だと思います。少しは変わってくれたら良いですね。
ボク:それを期待してます。それにパパ・ママって呼ぶのが相当照れてるので、その呼び方は特別な物なんだと理解している様に感じます。ずっと呼びたかった…のかもしれない。
パパママ解禁も本日7/24で4日目。
ルルが怒りん坊さんの時は○○ちゃん!!
ボク:○○ちゃんって誰?
ルル:パパ!(○○ちゃんと呼ぶ時は怒りん坊だが、パパと呼ぶと少し照れ臭そうに笑みが出る)
コレを繰り返し繰り返しで、本当の親子になっていくんだな…そんな風にボクは感じている。
まだまだ新米親子
その絆はユックリだけど、少しづつ深まるのを感じる日々である。