2021年1月19日


今日は『フォスタリングチェンジ・プログラム』第2回目。


ルルは朝早くから『レスパイト制度』を使い、養護施設へ…
先週のレスパイトで養護施設に預けた時は、物凄い『天使』だったそうで、ニコニコして、とても扱いやすかった…と担当者から言われた。

もちろん次の日は『魔王』でしたが…

養育里親委託前、まだ週末のみ預かっていた時は、ボクの家では『天使』、施設に帰ってから『魔王』となっていたそうだが、最近はそこんところが逆になった様だ。

ヤレヤレである。


さて第2回目の研修は実に興味深い内容であった。
『子供の行動に対する報酬』

全12回の研修であるので、まだまだ確信部分には至らないのであるが、子供に肯定的行動(親がやって欲しい行動)を習慣浸かるのであれば『報酬』を与える。また、やって欲しくない問題行動が度々発生するのは、知らず知らずのうちに何かしらの『報酬』を与えている可能性がある。

と言う物であった。

『報酬』と言うのは、物を与えると言うことではなく、良い事をしたら『褒めてあげる』『抱きしめてあげる』『ありがとう』と言ってあげる…など。子供が嬉しくなるような事を親がしてあげると、子供はまた褒めて貰おうと考え、肯定的行動を起こしやすくなる…と言う事であった。

逆に、やって欲しくない『問題行動』を何度も何度も繰り返すという事は、子供が何かしらのが報酬』を与えているという事になる!と言うのだ。

ルルで言うと、ウーウーと唸る『反抗』がそれにあたる。ウーウー唸り始めると、ルルは『構ってもらいたい!』『もっとボクを見て欲しい』と言う気持ちになるのではないか?

ボクはそれに対して、何かしら彼が『唸ったらボクを見てくれる』『ボクの言う事を聞いてくれる』という事を叶えてしまってるのかも知れない。

そお考えると『報酬』をコントロールする事によって、肯定的行動を増加させ、問題行動を抑制する事が出来るのか?

その事について、フォスタリング講師に尋ねると、まだまだ序章なので、後々色んな手法について講義する…と言う事だった。

後々…ってあと2ヶ月も先である。

今日のフォスタリング講習は、とても良い話を聞いた気がする。

明日から、ルルの問題行動を『報酬』によって、コントロールしてみようと思う。