オプションとは権利の売買である。
つまりオプションの買い手は行使する権利を持っていて、売り手は行使する義務をおっている。

では、買い手はいつ権利を行使できるか?オプションは権利行使できるタイミングによって3つに分けることができる。

① ヨーロピアンオプション
権利行使できるのはオプションの満期日のみ。

② アメリカンオプション
満期日までならいつでも権利行使できる。

③ バミューダンオプション
満期日までのある決められた期日(複数回)にのみ権利行使できる。

バミューダンオプションとは、ヨーロピアンオプションとアメリカンオプションの中間的な性格を持っているので、その名前はアメリカとヨーロッパの中間に位置するバミューダ諸島からきている。

ちなみに、通貨オプションディーラーが取引するのはほぼヨーロピアンオプションである。理由はいくつかあると思うが、一番はアメリカンオプションはプレミアムが高いからであろう。

故に、このブログでもオプションと言えば基本的にはヨーロピアンオプションのことを指していると考えて頂きたい。






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