今年最大級に注目されたFOMCが先日終わった。

来年4-6月期までに6000億ドルの国債を買い入れることを発表。
月750億ドルペース。
買い取る債券の平均デュレーションは5-6年。

主な結果はだいたいこんなところ。

この結果をどう見るか。
買い入れ総額は市場予想の5000億ドルよりもやや多いが、1ヶ月の買い入れ額はそこまで多くない。
市場がこの結果をどう捉えていいのか、非常に難しい、裏を変えればFEDはまたしても非常に上手くやり過ごしたといった感じだ。

低金利を維持しつつ、ドルの大暴落も避けることができた。
これによって、依然ドルは低水準で維持されている。
そして、世界的に見てお金がやや溢れている状態は、ごく自然な形で今後も継続されることになった。

それによって、東南アジアに向かっているマネーの流れも継続されるだろう。
まだ、東南アジアのバブル相場は続くことになりそうだ。
となると、FOMC前に東南アジア株を全て売却した僕の投資は失敗ということになる。

ドル安の流れはどうだろうか?
僕がこのFOMCの結果から感じたことは、アメリカはドルの崩壊も幾分か懸念しているということ。
もちろん、住宅市況が全く改善しない中で、強いドルを積極的に推し進めることはできないが、
このまま一方向的にドル安を放置したらアメリカにとって受け入れがたいドル崩壊が待っており、
それは阻止したいと思惑が少し感じられた。

そうなると、ドルの底はもうつけたのかもしれない。
また、米は日本の介入に対する懸念を和らげるかもしれないし、
可能性は少ないが、為替水準次第では日米共同介入なんてこともなくはないと思っている。