最近ではエコ発電ということで太陽光発電が普及しているようにも見えるが、日本で消費されている電力の1%にも満たないことをご存じだろうか? 今現在では、電力の大半を火力発電にてまかなっている。
スリーマイル島原発事故以来「原子力発電所は作らない」と明言したアメリカであっても、最近ではCO2削減ということで原子力発電が見直されている。中国では、湾岸を中心に何百機かを企画し、いくつか建設に入っていると言われている。そういった中、日本だけが原子力発電を放棄するような世論になっている。その代替エネルギーとして火力発電が使われているのであるが、老巧化して動かしていなかった火力発電設備を急きょ起動させてまかなっている状態と言われている。
電力は「安定供給」ということが命題となっているので、新しい発電方式などの新技術を導入しにくい業界だと言われているので、超伝導発電機の技術はすでにあるのだが長期の実証試験がまだ行われていない状態になっている。
そういった中で、発電効率が世界一の火力発電所を所有しているのが日本である。コンバインド・サイクル発電と言われる発電方式で、ガスタービン発電の排熱を再利用することで発電効率を高めている。通常の発電効率が35%程度と言われている中、最新型のものは60%近い発電効率を達成している。この発電効率は少しずつではあるが技術が進化し、効率を高めていっている。発電の分野では、科学が世界一の効率を誇っているし、これからも世界一であり続けることと思う。
この発電方式によって、原発抜きでも電力をまかない続けることができているが、そのエネルギーは海外に依存しているため、供給量やシーレーンの影響を受けやすいので、科学を更に進化させていって国内産エネルギーで電力をまかなえるようにしていった方が良い。
エネルギー政策は、政府が行う仕事の中でも最も大切なことの一つであり、日本の発展には欠かせないものなので、これからの政策で方向性を間違わないようにしていただきたい。
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