5、6年前の話になるだろうか。就職活動をしている学生さんと、たまたま話をする機会があった。履歴書に貼る写真の話題になって、よくよく学生さんの話を聞いていて、衝撃が走ってしまったのだった。

「最近の証明写真って、修整してくれるんですよ」

と言うので、私のイメージしたのは、例えば、写真全体の明るさなどを整えてくれるのかな、というようなもの。でも、それは修整でもないかもしれない、と思いつつ、続きを聞いていると、

「茶髪の人は、
『髪を黒くしておきますねー』
とか、ぽっちゃりしている人には、
『頬を少し、すっきりさせておきましょうか』
とか、目が細い人には
『ぱっちりした目でいきましょか』
って、写真屋さんが修整してくれるんです。」

とのことであった。履歴書に貼る証明写真に、そんなことをしてもいいのか?面接に行ったときに、茶髪の人は黒く染めておくことはできるかもしれないが、ぽっちゃりした人は、ぽっちゃりしたままだし、目が細い人は、目が細いままだと思うのだが。それはある種の詐欺にや詐称にあたらないのだろうか???と。

実際に自分の顔を整形するよりも手軽だけれど、それを履歴書に貼ってしまうと、仮に採用されたとしても、ずいぶん写真を違う人だとか、別人ではないのかと噂されたりはしないのだろうか?もっとも、そういうものを管理するのは人事部の人だけだろうし、そういう写真を貼ってくるような人は、採用されないのかもしれないのだけれど。

それにしても、日本の科学というのか、技術の力って恐ろしい。ソフトウェアで写真を数クリックで加工できてしまうのだろう。ソフトウェアの科学も進化してきているということだ。学生さんがこんなに普通に、使えてしまうのだから。

画像補整と言えば、やはり天体観測で撮影した写真の画質を上げるというところも、かなり新しい日本科学が導入されていると思う。近年になってデジカメに、手ぶれ補正をソフト的にやってしまうようなデジカメもあるぐらいだ。

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