2011年3月11日、東日本大震災が起こった。大きな津波に、車が流されていく姿や、津波の後に陸に乗り上げた船の姿などが印象に残ってる。船や漁場の問題があって、その後、漁にでるということが困難になっている人もいるらしい。そういった中、科学が漁業に新たな時代を切り開く。

そういえば、ずいぶん前に、淡水で海水魚を育てるという試みをしている科学者がいるということを聞いたことがある。なるほど、農業と同じような感覚で陸のいけすで海水魚を育てることができれば、今回のような津波の後にも漁業ではないかもしれないが、魚を獲るという仕事につながるかもしれない。もっとも、それは漁業ではないと言われそうだが。

魚を獲るというのは、その時々の潮の流れや天候に左右されてしまう。今回のような地震の後などには、漁場そのものがなくなってしまうかもしれないし、最近では海流の流れが変化したり、水温があがったり、という予想できない変化が起こっている。いままでだと、養殖は海岸沿いで、遠洋の魚は養殖が難しいというのが定説だった。

しかし、海水魚を淡水で養殖できるとは、また、なんという大胆な発想だろうか。科学の進歩というのか、日本人らしい発想と言うのか、日本人らしからぬ発想と言うのかわからないが、よく、そんなことを考えたものだ。実際に漁業に携わっている人から見れば、そんなことをしても漁が続けられるわけではないともいえるのだけれど、日本や世界のの食糧問題を考えると、こういう考え方もありだなと思った。新しい日本の科学ってすごいもんだ。

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