アジアターンの今回は西アジアです。
西アジアの国々が日本の学校地理に登場することは少ないのですが、サッカー界ではフツーにお目にかかります。日本にとっては難敵揃いですし、実際、ワールドカップ2018ロシア大会アジア最終予選のB組で日本はホームでこの地域のアラブ首長国連邦に敗れています。
【背景】
そのアラブ首長国連邦はアラビア半島の先の方(先端ではありませんが)にあり、連邦というだけあって、7首長国が連邦を作っています。英語ではUnited Arab Emirates(U.A.E.)ですから、連邦ではなく、連合というべきかもしれませんが、日本語の公式国名は「連邦」です。U.A.E.という呼び方もよく使われます。
この地域は、古くはペルシャの、近年ではヨーロッパ列強の統治を受けてきましたが、1960年代後半から独立の機運が高まり、1971年に6首長国が連合を組み、翌年1首長国が加わって今の7首長国に落ち着きました。
かつては各首長国が独自の政治を行い、切手なども地域毎に発行していたようです。もっとも、切手はマニア向けに印刷していたと言われますが。
UAEにはドゥバイと首都のアブダビに比較的大きな放送局があり、ドゥバイの放送局は外国に向けても短波で送信していました。
【U.A.E.ラジオ~ドゥバイ(ラジオ・ドゥバイ)】
私がこの放送局を受信したのは私のBCL歴からみればごく最近(笑)で、1980年代になってからです。比較的良好に受信できましたが、この頃の記録(ログ)は残っていません。何かのメモ用紙に受信状態や放送内容を書き留めておき、レポートしたと思います。
受信証はシンプルでしたが、西アジアに弱い私にとっては貴重なカードです。
放送スケジュールを見ると、日本向け放送は日本時間で昼過ぎになっています。私が聴いていたのは日本時間で夜~夜中に放送されるヨーロッパ向けでした。
ヨーロッパ大好きの私が西アジアにのめりこむことはありませんでしたが、もっと真面目に聴いていればこの地域を含めた世界情勢に明るくなっていたのかなと悔やまれます。
で、次回はまたヨーロッパです。
これまでのBCL史はこちらをご覧ください。
相互リンク⇒アクティブなごやん