陽炎の立つ
焼けた路を進む
咽ぶような風の中
滴る汗を拭いもせずに
まだ見えぬ未来の扉へと
ただ只管に歩み続ける

思い描く栄光は
蒼い空の様に
いつまでも遥か遠く
それでいて
広く美しく輝きながら
僕を呼ぶ

この手に掴むまで
諦めはしない
この手中に
掴めると信じて
僕は歩き
生きて行く。



nagi.


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