『義母の教え』医療用麻薬での変化
2017年12月20日 冬晴れの日の早朝
3年5ヶ月の闘病生活を送った義母が
神様の元に戻りました。
この3年5ヶ月の間、義母が身を持って私たちに教えてくれた事は
皆さんにも参考になることがあると思います。
義父から掲載の許可を頂きましたので、
亡き義母を思いながら、義母が教えてくれたことを、
12月31日までの6日間のブログに書き記していこうと思います。
義母は、闘病生活の3年5ヶ月の間、約2年半は痛みとの闘いだったと思います。
しかし、どのお医者さんも痛みのコントロールは出来るとおっしゃっていました。
痛み止めは、たくさんの種類があり、義母が医療用麻薬を使っていました。
しかし、すこし不都合もありました。
大学病院で処方されていた痛み止めのお薬は、
義母の考える力を奪っていました。
意識が錯乱状態というと、ちょっとヒドイ言い方かもしれませんが、
「お義母さん◯◯どうする?」と聞いた時、
少し考える様子はあるのですが、考えるのを諦めるというのでしょうか・・・
「私にはわからないから、あなた達で考えて」
という返事が多くなったり、
何度も同じことを言うようになったり・・・
私は、私の祖父母でも認知になった家族はいないのですが、
認知症ってこんな感じなのかな?というような事が、とっても多くありました。
痛みを止めるのに、医療用麻薬と言ってもやはり麻薬なので、
脳に与える影響はあったのだと思われます。
在宅医療に切り替えて、飲む医療用麻薬の一部を
貼るタイプのものに切り替えて、義母の言動はかなり良くなりました。
痛みのコントロールも、完璧とは言えませんが、少し落ち着いた時もあったので、
飲み薬は、義母には合ってなかったと今は考えています。
どんな薬を飲むのか?
その薬をのむようになって、本人にどんな変化が起こるのか?
寄り添う家族には、それを観察することも必要な事と思います。
その変化を、担当の先生に伝えて、
時にはお薬を変えてもらうこともしていました。
~義母が教えてくれたこと~
薬は変えることが出来る
いろんな組み合わせを試してみる
回りが変化を感じ取ってあげる