怒りに振り回されると

過ちを犯しやすい。

 

 

怒りによって、

考えが短絡的になってしまう。

普段から、心の手綱を握るための

習慣を身につけておくと、

思考のワンパターン化から、

抜け出しやすくなる。

 

 

心が怒りに震えている状態は、

荒れた海の状態と同じです。

この時は、海の底までは見ることができません。

 

 

しかし、心が落ち着いてくるに連れて、

凪の状態と同じように、

心の奥底まで見る余裕が出てきます。

 

 

 

感情的になってしまい、

あんなことを言わなければよかった。

思わず酷いことを言ってしまった。

など、後悔することはないでしょうか?

 

 

怒りに囚われてしまっていると、

周りがよく見えません。

視界が狭くなってしまいます。

 

 

それは、自分が相手に対して、

何か伝えたい、ぶつけたい気持ちしか

見えなくなっている状態です。

 

 

腹がたった。

ムカついた。

バカにされた。

 

 

いつも言っているのに、治らない。

など、心の内側では、

いろんな思いが混ざっています。

 

 

そして、言い方が悪かった。

態度が悪かったなど、

反省することもあります。

 

 

内観術によって、

自分の心を観ずるには、

自分の心がリラックスして、

落ち着いていることが必要です。

 

 

怒りなどの、情動に囚われていては、

自身の心の内側まで、

見ていくことが難しくなります。

 

 

普段から、怒っている自分を観察する。

怒っている自分を、一旦、受け入れてみる。

感情を思いっきり吐き出してみる。

(ただし、相手がいないところでお願いします。。)

 

 

内観力をアップするには、そういったことを、

少し気にかけていくことから始めていきます。

そうすると、自分の心の動きに

敏感な人になっていきます。