覚悟を決めるのに役立つ2つのポイント

・自分の欲求をはっきりさせる。

・迷いの正体を見つける。

 

これら2つを「見える化」すれば、

自然と判断が出来るようになります。

 

 

覚悟を決めるというのは、

腹をくくるという言葉にも

言い換えることができます。

 

 

自分の中にある願望と、

その不安の正体を見える化できれば、

自ずと迷いを振り払い、

何をすれば良いのか、判断ができるようになります。

 

 

 

 

仏教の”覚悟”とは、

「迷いを去り、道理を悟る」ことになります。

覚悟とは、「覚える」という字と、

「悟る」という字の組み合わせで出来ています。

 

 

また、それぞれ、

「覚える」というのは、

自然にそう思われる。感じる。

または、忘れずに心に止める。記憶する。

の意味になります。

 

 

次に、「悟る」というのは、

是非がはっきり判断できる。迷いがなくなる。また、その力。

または、分かりが良い。さとりが早いの意味になります。

 

 

ですので、覚悟というのは、

「迷いがなくなり、自然と判断ができる」

というような意味になります。

 

 

自分が何に対して迷っているのか?

そして、何を望んでいるのかをはっきりすれば、

覚悟を決めるのの手助けになります。

 

 

また、「迷い」というのは、

心が煩悩に満たされて、悟りきれないことです。

 

 

全ての煩悩は、私たちの欲求から来ています。

・幸せに暮らしたい。

・心安らかに暮らしたい。

・居心地よく過ごしていたい。

などの気持ちも”煩悩”になります。

 

 

その欲求が満たされないので、

迷いの苦しみの状態が続いています。

 

 

そして、迷いがある状態は、

そもそもやりたくない。

やりたいけれど、何らかの障害がある。

という場合があります。

 

 

そして、この障害の根拠となる

その不安の正体がわかっていない。

”見える化”が出来ていないという原因が多いです。

 

 

自分の欲求や願望、

そして、不安などの迷いがはっきりとすれば、

何をすればよいのかが明確になり、

覚悟を決めることができます。

 

 

覚悟を決めるのと、

腹を括る(くくる)というのは同義です。

自分の腹の中にある思いをまとめて、

芯をきめれば、自ずと決心がついて、

進むべき方向が分かります。