執着を手放すための3つのステップ
執着というのは、心の中にあり、目に見えないものです。
形のないものを変えたり、直したりするには、
まずはどんな形をしていて、どのように変えたいのかを
明確にすることで、操作ができるようになります。
私たちの心の中にあるものは、目に見て取れる物質とは違い、
形がなくてあやふやなものです。
ですので、はっきりと知覚するためには、
言葉などで表し、目に見える形にすることによって、
自分ではっきりと認識をすることができます。
形を認識した後で、どのように形を変えていきたいのか、
自分に対して腑に落ちていれば、その形に向かって、
自信の思考の形を変えて、操作していきます。
そのためには、自分がどのようになりたいのかが分かっていなければ、
どのように変えていったら良いのか分からなくなります。
形のないものを変えていこうとするので、
その人のゴールがはっきりとしていないことには、
出口が分からないので、どこに向かって進んでいったら良いのかが、
不明確になってしまいます。
ですので、私たちの心の中にある執着を変えていくには、
まず、始めに自身がどのように変わっていきたいのかを決めます。
次に、自身の心の中で、問題になっていることの形を掘り出していきます。
最後に、その形を最初に決めた理想の形に操作していきます。
以上の3つのステップが必要になります。
私たちの考え方や思考パターンを変えていくには、
同じように、先ほどお伝えしたステップを作っていくことが、
一番、分かりやすいと思っています。
今回は、執着を手放すためのステップについて、概念的なことをお話しました。
また、具体的なお話は、このブログでもお伝えしていきたいと思います。