何があっても大丈夫!?”平常心”が保てる技術

不安や怒りの原因を素早く理解する。

 

 

あなたの周りにも、

いつも落ち着いて見える人や、

どっしりと構えていて、自信があるようにみえる人、

はいると思います。

 

 

一方で、どうも自信がなさそうでおどおどしている人、

または、周りばっかりを気にして、忙しなくしている人も、

いるかと思います。

 

 

では、その違いは何でしょうか?

 

 

性格、もって生まれたものや、

その組織の中での立場や人間関係など、

いろんな要因が思いつくでしょう。

 

 

元々、堂々としているように見える性格、

組織で職位が高い、人間関係で強みがあるというのも、

その原因になると思います。

 

 

ここで、もう少し内的な要因

視点を当ててみたいと思います。

心の動きに着目します。

 

 

平常心が保てないという状態は、

その時の感情に振り回されています。

 

 

強い感情が起こったときには、

人はその感情に囚われてしまい

正常な判断が出来なくなることがあります。

 

 

怒りに任せて、何かを取り返しのつかないことをしてしまう。

悲しみに打ちひしがれて、何もできなくなってしまう。

恋愛感情に流されて、失敗してしまう。

時には、強い感情は”我を失う”ほどのエネルギーを持っています。

 

 

その時に感じている感情によって、自己のコントロールを失ってしまうと、

人は不安や恐怖によって動かされてしまいます。

 

 

ですので、どんな時でも、平常心を失わないためには、

不安や恐怖に、きちんと向き合うことが必要です。

そうすることで、これらの強い感情は、

「我」を暴走させるものではなくなります。

 

 

自分が何に不安を感じやすいのか、

または、恐怖を感じやすいのか、

をしっかりと把握しておきます。

 

 

そこから、その原因となる理由や考え方が分かれば、

あなたを振り回す感情は、対処可能なものになります。

 

 

あなたの無意識下にある、考え方や価値観により、

外部から”取り入れることができる事象”が決まります。

その時点で問題となっている価値観を、

塗り替えることで、相手の行動に対する解釈も変わります。

 

 

どんな時でも、平常心を失わない人は、

自分のことをよく分かっている人なのです。

自分が何に怒りを感じやすく、

その理由も分かっていればいるほど、

自分や他人の扱い良くなっていきます。