結果を出せる人、出せない人の違いは!?
無理なく”結果を出す”ことが目標設定の技術
私たちは、自分の調子を気にしていないことがあります。
なぜならば、自分のことは、
自分自身が一番良く分かっているようで、
実は、よく分かっていないことが多いのです。
”自分の鼻が見える”という言葉があります。
これは、自分自身がよく分かっていることの例えです。
例えば、面と向かって話している時に、
相手は自分の顔を実際に見ている状態ですので、
自分の表情やしぐさ、話し方など良く分かります。
私たちが気づかない癖などもよく分かります。
何もしなくても、客観的に、
”わたし”を見ることができます。
一方では、私たちは、
他人のことはよく分かります。
スポーツのテレビ中継を見ている時には、
自分が”見ている側”だったら、
プロのスポーツ選手に対してでも、
「あぁ~ここミスったなぁ~」とか、
「あそこで、もっと責めないとなぁ~」
みたいなことを、ビールを飲みながらでも分かります。
やる側と見られる側では、大きな差があります。
自分で同じようにプレーしようと思ったら、出来る訳がないのです。
けれども、全くの外野から、口を出すのは簡単です。
自分の状態を正しく自覚するのは、大変です。
また、目標を立てたりする際には、
理想の姿などをイメージします。
これは、本当に望んでいる姿ではなかったり、
無理のある姿になろうとしてしまうことがあります。
自分の姿をイメージするのは難しいのです。
ギャップがありすぎて、イメージした時点で、
すごく壁を感じてしまうことがあります。
それを目の当たりにしてしまうと、
余計に落ち込んでやる気をなくしてしまうと、
元も子もありません。
今すぐに何かをやろうと思う時には、
現実と離れすぎていても、
うまく行うことができません。
目標を考えて発想する時点では、今の自分で思いつくようなことよりも、
大きなことを目標とした方が方向性がしっかりと決まります。
しかし、現実に今すぐ行動する時点では、
思いついたことをしっかりと進めていく必要があります。
あまり現実に即していないことを決めても、実行が不可能になります。
大きな長期の目標は、方向性は保ちつつ、
こまめに更新していくことができます。
その日や数日中にできることは、
手早く済ませて、どんどん進めていくことで、
次の段階にすすむ時間を短縮できます。