木曜日の「今日の出来事」で自動車リサイクル法について検証する特集をやっていました。

自動車リサイクル法のリサイクルは部品の再流通ではなく、原料として戻すためのモノみたいですね。
世間一般では、廃車になったクルマは原料以下の価値しかないと考えているのですね。
個人的には、シュレッダーダストにされてしまった部分に、ものすごく価値があると思っていたのに。

いつも感じることですが、このテの報道特集は取材者側が考えている結論に導くための取材活動を行ない、編集しているのでは。
今回の特集で違和感を感じるインタビューがありました。
SAあたりで、取材に応えていた男性が次のようなことを言っていました。
「我が家に5台クルマがあるのに、物凄く負担になる。」
よく考えてください、自動車リサイクル料金は1回しか払いません。
多くのユーザーは、もっと高額な自動車税を毎年払っているのに不思議だ。
確かに、事前の広報活動不足と、鉄の値段が中国特需で高騰しているというタイミングに導入したのは微妙ですが‥。
製作者側が悪法であるということを印象付けようとしているとしかいえません。

自動車リサイクル料金を支払うことに、違和感が無くなった頃が浸透したと言えるのでしょうね。

自動車リサイクル法に関しては、準備期間があったのに未だ製作中のところがある
自動車リサイクルシステムのホームページへどうぞ。

個人的には、自動車リサイクル法はまだ評価する時期ではなく、見守る時期だと思います。
法律を適正に運用するには自動車ユーザーである、私たちの義務であると思います。
ちなみに預託金の総額は11兆円を超えるそうです。
報道は斜めに見るぐらい、当評議会はチラシ裏の落書きぐらいに見るのがちょうどいい。