本日は、速読脳が完成した瞬間に本人はどんな感じがするのか、という話です。

 

速読脳とは、1分間に1万字以上の速さで、文字を飛ばさず順番に読み取れるようになり、文字を見てから理解するまでの脳の回路が独特になった状態です。

 

先日も毎週頑張って通っている20代女性が、この状態になりました。

 

まず、文章を読み終わった時に出た第一声が

「アレッいつもよりスイスイ読める!」

でした。

 

その後も、初見の小説を1ページ3秒ぐらいのペースで読んでいるにもかかわらず、読み終わってから

「読もうと思わなくてもスーッと頭に入って来ました」

と、感動を抑えきれずに漏らしました。

 

他に言っていたのは

「いつも途中で眠くなるのに頭がすっきりしていました」

「いつも途中で雑念が湧くのに、見続けることだけに集中できました」

ということでした。

 

外から観察していると、

表情がきりりと締まり、目だけが別の生き物のように緻密に動き、奥に輝きがありました。

ページの変わり目も途切れず、しっかり目を通している様子でした。

そして体全体の印象は、どっしりと安定感があり、同時にリラックスしていました。

 

これまでも記録だけをみると、同じような数字は出していたのですが、本人に理解が取れたという満足感がありませんでした。

 

それが、この日に限っては自分に厳しいこの女性が、手放しで喜んだのです。

 

当教室では大勢の受講生が、この状態に入っています。

速読脳が完成した受講生は、同じような感想を漏らし、外見の様子も同じ印象になります。

 

以前は、脳波やfMRIを撮ったりして、脳の中がどう変化するのか実験していたので、客観的にも証明していました。

 

普通の人は、文章を読んだ時に心の中で音声化して理解します。

この時、脳波やfMRIを見ると左脳のウエルニッケ野が活性化しています。

 

速読脳が完成した人の脳波やfMRIは、左脳が抑制されて右脳の後頭葉が活性化しています。

 

今は、もう証明する必要がなくなったので、実験はしていませんが、

「読もうと思わなくてもスーッと頭に入って来た」

という感覚になり、1万字/分ぐらいの速度になり、外見の印象が先ほど書いたようになれば、速読脳が完成したと判断して間違いないです。

 

読者さんにも、是非入会してこの感覚を味わってもらいたいと思っています。