本日は、前髪が片目にかかっている人の特徴をお伝えします。

 

芸能人で前髪が片目に少しかかっていてカッコいい人を時々見かけます。

 

当教室の受講生でも、そんな芸能人のマネをしているのか、オデコを隠したいのか分かりませんが、片目に前髪がかかったまま受講しようとする人がいます。

 

我々講師陣は、受講生の目を観察するのが仕事なので、目を隠されると困ります。

 

受講生本人は、もう片方の目がメインでモノを見ているので、前髪がかかっている方の目は見えにくくても気にならないのでしょう。

 

講師が「前髪を上げてもらえますか」

と、ヘアクリップを渡して上げてもらうことになります。

 

それで、片目ずつどう見えるかチェックしてみると、

前髪がかかっていた方の目は視力が落ちていることが多いです。

 

活字がぼやけて見えることに驚いて

「あれっボヤケるなあ」

とつぶやいて、愕然とする人が多いです。

 

なぜ視力が落ちるのかというと、前髪に焦点を合わせる機会が多くなるので近すぎて疲れてしまうことと、角膜に前髪が当たって傷ついて細菌が入るのが原因です。

 

さらに速読の観点から言うと、片目ずつ「見る速度」をチェックすると隠れていた方の目は遅いことが多いです。

 

例えば、4行のフォーマットを順番に見る速度が、片方の目で1秒で見ることが出来るのに、髪の毛で隠れていた方の目では2秒かかったりします。

 

これは少ない行数を両目で訓練していると気づかないのですが、見る速度に左右差があるまま訓練が進むと弊害が出て来ます。

 

行数が多くなった時に、速度が上げられないとか、見落としが出て来た感じがするとか言い出します。

 

ただでさえ、パソコンを長時間見ている現代人は、効き目が優位になりすぎて、片目ずつの見る速度は差が出がちです。

 

遅くなりがちな方の目を髪の毛で隠していたら、更に差が大きくなるでしょう。

 

当教室では、それを訓練で修正して行きますが、読者さんの中にもし片目を隠すようなヘアスタイルの方がいたら、両目がはっきり出るようなスタイルに変えて、しばらく経ってから無料体験にいらっしゃることをお勧めします。