すっかり明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
 
ーーーとは言えですよね。。
おめでたい元旦から悲惨な災害が起きてしまいました。
僕も一生忘れることはないであろうあの3.11を思い出し、とても心を痛めました。
募金くらいしかできないけど、僕にできることをしたいと思っています。
そして被災地の少しでも早い復興を願います。
 
 
そんな正月ですが、地震のニュースをチェックはしつつもメンタルがやられそうになるので映画ドラマに逃げてました(;_;)
観たいと思ってたものから、ネットでオススメされるものを適当に観てました。
基本的にはNetflix、Amazon Prime Videoで無料配信になっているもの。
この正月で7本鑑賞しましたので、まとめて簡単にレビューしておきますね(※あくまで個人的感想です)
 
 
『サンクチュアリ -聖域- シーズン1』
2023年 日本 Netflix製作オリジナルドラマ。
監督:江口カン
出演:一ノ瀬ワタル、染谷将太ほか
↓こんな感じのドラマ
 
まあ、去年かなり話題にはなってましたよね。
でも、なかなかじっくり観る機会が無かったので良いタイミングでした。
エピソード8(トータル7時間弱)までありますが、面白すぎて徹夜で一気見しちゃいました(笑)
大相撲という世界を実写化するだけでもかなりの難易度だと思うけど、さすがネトフリ。かなり頑張ってます!
特に主演の一ノ瀬ワタルさん(元格闘家)はじめ全ての力士役の方がどう見ても関取にしか見えない!(力士役を演じる全ての俳優陣は、専門家の指導の下、1年間に及ぶ肉体改造やガチの相撲の稽古を行ったというからそりゃあそうだよね、ってかその熱量が凄い!)
本当に努力されたんだなあと思うし、色んな経験を通して若者が相撲にひたむきになっていく過程とか、実際の取組の生々しさ(セットの本物っぽさ)、汗や砂が飛び散る躍動感とか映像も素晴らしくて。地上波のドラマでは絶対にここまでのクオリティは無理でしょうね。
続編の声もありますが、さすがに役作りとか大変すぎて続編は無理だろうなって思います。
あとは体罰描写がどうなん?とか色々物議はある作品ですが、確かに現在のコンプラからみればアウトな部分もあるかもだけど、だいたい体育会系なんてこんなもんじゃないの?って(特に旧体質の大相撲なんて特に)
まあ、正月観た中ではダントツ1番面白かったです。オススメです。
 
2023年  143分  日本  Netflix配信。
監督:原田眞人
出演:安藤サクラ、山田涼介ほか
↓こんな感じの映画。
 
うーん、面白くなくはないんだけどさすがに長い^^;
舞台が大阪の西成地区で、いわゆる関西系スラム街?の詐欺グループのお話なんだけど、東北人の僕には関西弁早口がちょっと聴き取りにくかったり、設定だけで既に味が濃ゆいだけに2時間越えはさすがに胃もたれするというかねf^_^;)
特に僕みたいなさっぱり薄味系か、SFとか怪獣とかハッキリとしたジャンル映画好きとしてはね。
あ、主演の安藤サクラさんはとても良かったです( ˶'ᵕ'˶)b
という当たり前の感想(笑)
 
『ミッション: 8ミニッツ』
2011年  93分  アメリカ Netflix。
監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:ジェイク・ジレンホール、ミシェル・モナハンほか
↓こんな感じの映画。
 
これは2011年の作品で割と昔の作品ですが、93分という短さと、内容も面白いので暇つぶしには持ってこいの作品かと。ちなみに僕は未見でした。
90分の映画ってだいたい小作というか、短い故の難しさみたいなのあると思うけど、これは良かったですね〜。
いわゆるタイムループもの。タイムスリップしてあの時こーしていれば、みたいな正解探しと言うか(ただタイムスリップという概念では無いのがこの映画、パラレルワールドものと言った方が近いと思う)
タイムループものにありがちな難解さもそれほど無くて、ちゃんと描くべきものをしっかり90分の中に収めていて、観やすい上に面白い。鑑賞後にあれはこういうことだったのかな、と自己考察したりするのも良いのではないでしょうか。
あとはジェイク・ジレンホールの安定のギョロ目が見どころです(笑)
 
『REBEL MOON ― パート1:炎の子』
2023年  134分  アメリカ Netflix配信。
監督:ザック・スナイダー
出演:ソフィア・ブテラ、チャーリー・ハナムほか
↓こんな感じの映画。
 
これは宣伝文句通り。
「スターウォーズ」と「七人の侍」を足した感じのスペースオペラで、この設定で面白くない要素が初めからないよねって(監督もあのザックシュナイダーだし)。逆に言えばコレでショボかったら、かなり叩かれるリスキーな作品とも言える。
そして、いざ観てみれば「そりゃあ面白いわ」って(笑)
三部作の一作目なのでまだ間に合うよ、っていう点と、次作に今回よりもさらに大化けするかもしれないし、観れるうちに観ておいて損は無いかなって。
ちなみにパート2である『REBEL MOON: パート2 傷跡を刻む者』は2024年4月19日にそれぞれNetflixにより全世界で配信予定だそうです。※ディズニー+入ってないので、「マンダロリアン」との比較が出来ないのは残念。
 
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
2022年  139分  Netflix配信 アメリカ。
監督:ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート
出演:ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン
↓こんな感じの映画。
 
2023年のアカデミー賞(作品賞、監督賞、主演女優賞など7部門を受賞)も席巻した話題作が早くもサブスクで観れるのはありがたいですねd(≧▽≦*)
とは言え、結構ハチャメチャ映画なのでノレル人とノレない人に分かれそうだなあ、とも思ったり。
僕的には面白かったけど、100%はノリきれない感じだったかなぁという印象。
ジャッキーチェンとかカンフー映画好きならマストだと思うけど、あの独特のノリとギャグ、目まぐるしい話の展開についてけないと途中で置いてけぼりを食っちゃうかも。まあ、アカデミー賞作品ですし、サブスクなら観ておいて損はないって感じですかね。
 
『終わらない週末』
2023年  141分  Netflix アメリカ。
監督:サム・エスメイル
出演:ジュリア・ロバーツ、マハーシャラ・アリ、イーサン・ホークほか
↓こんな感じの映画。
 
これは面白かったですね!
パニック映画という括りにはなるんだろうけど、それだけじゃないというか。
大型タンカーがこっちに向かって突っ込んできたり、大型旅客機が突っ込んできたり、大迫力の場面ももちろんあるんだけど、人間関係の揺れ動きとかもしっかり描かれていて。
ラストの終わり方は人それぞれ思うところはあると思うけど。
パキッとシャープな画作りとか、派手レトロオシャレな感触、そして全編にわたって流れる不穏な空気感とか。
デビッド・リンチっぽい不思議な感じで、個人的には好物でした(*´ω`*)
 
『オットーという男』
2023年  126分  Amazon Prime Video アメリカ。
監督:マーク・フォースター
出演:トム・ハンクス、マリアナ・トレビーニョほか
↓こんな感じの映画。
 
これも面白かった!
オットー演じるトム・ハンクス(御年67歳)は流石だなって思ったし、愛する妻を亡くして自暴自棄になっていたオットーが人間の温もりに触れていくうちに人生を取り戻していくというね、地味だけどしみじみとする七草粥のような良作でした。特に僕みたいな中年以上には響くんじゃないでしょうか(*´ `*)
 
『ブラック・ボックス』
2020年  101分  AmazonPrimeVideo Amazonオリジナル製作。
監督:エマニュエル・オセイ=クフォー
出演:マムドゥ・アチー、フィリシア・ラシャド
↓こんな感じの映画。
 
101分とサクッと観るには良いかも。
記憶喪失の主人公が記憶を取り戻す過程で隠された真実が明らかになっていくという、散々使い古された話ではありますが、後半はえっ!?という展開が待っていたり、それなりに頑張った方だとは思うんだけど、鑑賞後は何だかなぁって思いました(;´Д`)
面白いっちゃあ面白いんだけど、でも「結局はお前のエゴのせいでみんなを巻き込んだだけの胸糞悪い話だよね」って。
 
 
まあ、こんな感じで小説も映画も音楽も気が向いたときに紹介していきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m