※例のごとく長いですf^_^;)
※内容に納得いかない方もいるかと思います。そんな予感がする方はここでページを閉じていただくか、迷惑メールを送りつけてください(笑)
 
さて、本題。

 

最近、こんな言葉を目にしました。

まあ、間違ってはいないと思います。
 
基本的に他人に期待し過ぎることは、自分自身にとって、そして相手にとっても良くないことは既に前回書いた通りです。
 
 
しかし!
 
これだけでは少し足りないのでは?、という違和感も感じたのでそれを少し書き連ねたいと思います。
 
まあ、僕もそれなりの年齢なので、仕事上やプライベートで相手よりも上の立場になることもあるわけです(一応ね)
ましてや、最近こういうことを考える機会が増えたというのもあり、自分の中でしっかりと定義付けしておかないと、と思ったりもしたりなんかしたりした次第でありまして(まわりくどい)
 
 
そこで、今回のキーワードとなるのが「期待」「信頼」です。
 
「私はあなたの期待に応えるために生きているのではない」(「ゲシュタルトの祈り」より抜粋)
 
↑  は僕が救われた言葉ですが、その「期待」とは何でしょう?「期待に応える」とは?
(一応、断っておきますが僕は変な宗教にハマってる訳ではないし、普通の悩めるオッサンです)
 
「期待」と「信頼」の違い。
ふたつの言葉の意味の違いをすぐに答えられる人はいるでしょうか?
辞書で調べてみると、以下のように書いてあります。
 
【期待】
あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。
 
【信頼】
信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。
引用元:コトバンク
 
はい、そういうことだそうです。
ではまた来週!!
 
 
 
 
、、、、すみません。いまいち、わかりづらいですよね。。
 
ん〜、何ですかね、「期待」というのは、相手に対する自分の都合という感じがしますね。「こうなったらいいな」とか「こうしてくれるはずだ」とか。
 
例えば、部下に対し
「最近頑張ってるね〜、期待してるよん(ง˶ ̇ᵕ​ ̇˶)ง」
とか、
「楽天、今年は強いらしいね、優勝期待できるんじゃね(≧∇≦)/」
とか、思い当たる方もいるのでは?僕もよく使ってしまいます。
 
そして、往々にしてその「期待」は裏切られるわけです。そして、相手に対してガッカリしたり、時には怒ったり、それが自分の悩みにもなってしまったりもします。でも、裏切られたと感じるのは、自分が自分の基準において、相手に対して自分の理想以上のものを求めていたからであって。
要するに「期待」とは、自分の欲求の裏返しでもあるのです(同時に相手に対しての愛情の証でもあるのでしょうが)
 
それに対して「信頼」は自分が主体的に相手を「信じる」ことから生まれる感情、気持ち、行為であって、無理な要求をすることもなく、要望したことを拒まれても、それはそれで良しと受け入れることができるということかと思います。
なぜなら、相手を信じるということは、相手に対しての自分の責任でもあるからです。言い替えれば、相手を信じることは自分を信じることと同義とも言えます。だから理論的に「信頼」は裏切られることはないのです。
 
少し乱暴に言ってしまえば
「期待」は相手が主体、「信頼」は自分が主体、ということ、かな。
 
わかりますかね〜?
前述したように「期待」というのは「相手に望みをかけて待ち受ける」ことなので、勝手に自分の望みが実現することを待って不安になる。
だから、自分の望んでいない現実に一喜一憂するぐらいなら、その現実を受け入れて「信頼」してしまいましょう、ということです。その方が自分自身も楽になれると思うのです。
 
もしも縁があって私たちが出会えたなら(分かり合えたのなら)それは素晴らしいこと。
たとえ出会えなくても(分かり合えなくても)それも同じように素晴らしいこと。
(「ゲシュタルトの祈り」より抜粋)
 
誤解を招くとアレなんですが、決して、人間関係なんて所詮こんなもんじゃん、とか、他人に「期待」をするなと言ってる訳ではなくって。
「期待」よりも「信頼」を贈ることが、自分を含め人間関係をより良くする上で大切なことなんじゃない?ということを言いたいのです。
 
 
 
・・・とは言えね。
奥さん、わかりますよ!
 
本当に「信頼」出来る相手なんてほとんど居やしないでしょうが!( ºДº)キーッ
 
人間どうしたって自分が一番なんだから「信頼」よりも「期待」が強くなってしまうでしょうが!うちの子に期待して何が悪いのよ!!( ºДº)キーッ
 
その通りでございます。
だからこそ、自分自身を通して、相手を信じること、信頼することが結果的には自分を、そして相手を救うことになるんじゃないかと思うのですよ。
「期待」のその先に「信頼」はあって、そこではお互いがお互いを尊重し合える関係性が生まれるのではないか。そんなことを最近は思うようになりました。
 
(などと、偉そうに書いてきた僕も人間ですからね。これを書きながらも「期待」と「信頼」の中で常に揺れ続けてるわけですけど。難しいね〜、人間だもの  by  みつを)
 
そんな感じです。