こんばんは。僕です。
最近はこれといってニュースはないんですけれども、強いて言うならイヤホンのイヤーピース無くしました。予備も見つかりません。買わねば。

さて、みんな大好き(僕も好き)なロック、それと切っても切り離せないのがファッションですよね。意外とロック史って調べてみるとジャンルが生まれる因果とか知れて面白いのですが、ファッションもちゃんと流れを組んで生まれてきます。今回はそれをファッション素人の僕と一緒に見ていきましょう!間違いも多いと思いますがどうぞ温かい目で見守っていただきたいと思います。

さて、初めて行きましょう。どこから行くのか〜というと、60年代のイギリスから。この頃イギリスでは「モッズ(Mods)」という集団が出てきます。モッズというのは新しいという意味のModernが語源と言われていて、簡単に言うと新しい物好きのおしゃれさん達ですね。この方達はR&Bやジャズを好んで聴きます。そして喫茶でお茶をすすりながらおしゃべり。モッズファッションをしてる代表的なバンドを挙げると

ザ・フー

ザ・ビートルズ

などが思い浮かびますね。ただ、この人たち、モッズじゃないです。元々モッズファッションをしていたというよりは、意識してモッズに寄せていった感じ。やる音楽もロックンロールっぽいしね。ただR&Bとかも好きだったかもしれないです。モッズファッションの特徴を挙げるとやっぱりスーツとコートでしょうか。

↑こんな感じ
あとこの人たちはスクーターを移動手段としてました。理由はスーツでも乗りやすいから。ランブレッタやヴェスパと言ったら聴き覚えのある人もいるんじゃないでしょうか。

まぁ今と比べてスクーターは乗りやすい乗り物でもなかったらしいですけど(鉄の塊)
この辺りのファッションはのちのちザ・ジャムのポールウェラーなどに影響を与えてます。

さて、次にモッズと対になって存在していたロッカーズについてご紹介します。

彼らはロックンロールやロカビリーの愛好家で、黒の革ジャン、革パン(またはジーンズ)を身につけ、お茶しています。モッズとの共通点はお茶するところだけ(笑)。真面目に話すとモッズもロッカーズも経済情勢の悪さの煽りを受けた若者たちが生み出した所謂「カウンターカルチャー」である点ですね。ロッカーズはモッズに比べてゴッツイバイク乗ってますね。ロッカーズの確立にはアメリカ映画の影響もあったりしたらしいのですが彼らはバイクに乗ってカフェからカフェへ競争、つまりレースしていたらしいんですよね。そこでロッカーズが乗っていたバイクのようなカスタムを「カフェレーサー」と言ったりします。彼らはノートンやトライアンフなどのバイクに乗っていました。

さ、ここまで紹介してきたモッズとロッカーズ、互いに仲が悪く大規模な喧嘩もあったようで、徐々に衰退していきます。



さて、ロックと切り離せないもう一つのものといえば〜?そう、ドラッグですよね!数多くのロッカーたちをスターに持ち上げ、はたまたどん底に突き落としたドラッグですが、60年代にはアメリカでLSDという幻覚作用のつよいドラッグが流行りました。そこで生まれたのが「ヒッピー/サイケデリック」のムーブメントですね。

見てると酔ってくる…
使用すると異常な色彩感覚を得られるLSD、音楽だけじゃなくファッションにも影響を与えました。わりとわかりやすいところでいうとSuperflyのあの人とかですね。

また乗り物も奇抜なのが出ますね。ジャニスジョプリンのポルシェとか

ジョンレノンのロールスロイス

ヒッピーのムーブメントというのは既存の社会規範、とりわけ男性優位の社会の否定を叫んでいました。また、同時期のベトナム戦争へのアメリカの介入からヒッピー=反戦というイメージもありますね。まぁ厳密には違うらしいのですが割愛。

これらのアメリカでのムーブメントの集大成とも言えるのがウッドストックフェスティバルじゃないでしょうか。

愛と平和を歌った無料(流れでそうなった)フェスティバル。人集まりすぎやろこれ。しかしこれを機にヒッピーのムーブメントもどんどん衰退していきます。





いやー本当は一つの記事に纏めたかったんですけど結構無理ありますね!というわけで今回はキリの良いところまでで!「え?ファッションに関連したバンド紹介しないの?」と思ったそこのあなた、自分で調べてください(投)。あんまり詳しくないところもあるので無闇に紹介できない。というわけで次回に続きます!