2023年6月13日 火曜日

梅雨の晴れ間 今日は埼玉県嵐山町にある「千年の苑ラベンダー園」に行って来ました


東京ドームの1.4倍 およそ6.5ヘクタールの広大な土地に 約22,000株のラベンダーが栽培されています


現在ちょうどラベンダーまつりが開催されています


ラベンダーまつりは

2023年6月9日(金)~6月25日(日)です


ラベンダー祭りの開催後は 刈り取り作業に入るため 入園も出来ない様です


ネットで調べると・・


ラベンダーは花を見るだけでなく 香りを楽しみ ラベンダースティックやポプリにしたり 香料にしたりとたくさんの用途があります


花穂が濃い色になり 花が咲く寸前が最も香りが強いといわれています


その為ラベンダーの写真を撮るのにはまだ花が咲いていないので 物足りない状態との事


でも ラベンダーの香りには心を落ち着かせるリラックス効果があるので日頃のストレスを解消してきます


ラベンダーの見頃

ラベンダーは一斉に咲かず 茎の下の方の両脇に更に花穂が付いて ボリュームがでます

花の多くが咲いた時には  早く咲いた花は 終わって茶色くなってしまいます


・・・と 云うことで広大なラベンダーの苑全体が 一斉に開花している様子は見れません

見頃を迎えたエリアを中心に 写真を撮ってきました



「千年の苑」名前の由来(ネットより)

鎌倉武士の鑑とまで讃えられた畠山重忠公の居住していた菅谷館跡から見下ろせるこの地は 木曽義仲公生誕の地の近くでもあります

冷酷な面を持つ源氏一族の中でも純粋で素直な心を持つといわれている木曽義仲公 剛勇かつ公正であり優しい人柄といわれている畠山重忠公は 乱世を望まず穏やかな世の中の実現を真に願っていたに違いありません

当時から約千年の時を経た現在 この思いを込めた美しい地を創るという意味をこめ「千年の苑」という名称を付けました


千年の苑ラベンダー園にさ栽培されているラベンダーの写真を撮ってきました


千年の苑ラベンダー園

会場一面にラベンダーの柔らかな香りが充満しています

心地よい甘い香りがするラベンダーの品種グロッソ・・
白い花を咲かせてくれるラベンダーの品種ロングホワイト・・






ラベンダーの花と香りの中 白と黄色の蝶々が舞っていました
















良く見ると紫色の花にハチさんが止まって密を吸っています


広い区画に整然と植栽されているラベンダー
こんな区画がいくつもあります



自然豊かな広大なエリアで さまざまな種類のラベンダーを眺め 柔らかなラベンダーの香りを感じて来ました



そして・・


​嵐山の「千年の苑ラベンダー園」の帰り道に

坂戸市の「五千頭の龍が昇る聖天宮」に立ち寄って来ました


五千頭の龍が昇る聖天宮


五千頭の龍が昇る聖天宮は台湾・中国の道教のお宮です
豪華絢爛なたたずまいは悠久の宮殿を思わせ 色鮮やかな創りは遠くから目をひき一見の価値があります


『聖天宮』は 中国台湾三大宗教のひとつである「道教」のお宮で 日本国内においては最大級の規模を誇る建造物です

境内マップ

最初に出迎えてくれる豪華な天門
沢山の龍の装飾や光輝くゴールドな色彩

獅子・唐獅子

天門の先にある前殿
前殿と前殿の右側に聳える鐘楼


前殿から本殿に繋がる通路の先にある中華の雰囲気漂う素敵な空間 客庁
(中国の建物には 正庁・門庁・客庁 等と表現される空間があります)


一緒に行った友達のK君が正面の立派な椅子に座ってスマホを観てます

石柱:透かし彫りされた5mもある石柱があります
1本の岩の柱に9頭の龍が彫られています

聖天宮は 道教最高位の三神を祀るお宮です



道教の最高神である「三清道祖」

太極天井:釘無で組まれたらせん状の天井
(※撮影許可エリアの関係で この位置からの撮影が限界でした)
宇宙やこの世のすべての始まりを表現している「太極天井」・・



神様と皇帝の建造物にしか使われない黄色の屋根瓦と鳳凰の装飾が美しい・・




鐘楼 釣鐘の前に飾られています

鐘楼の階段下

前殿から本殿に向かう中庭に面した通路
赤い柱に朱色や金色がふんだんに使われています



鐘楼

鐘楼の天井に吊るされた陽鐘

屋根飾り:ガラスとタイルで造られた屋根飾り


聖天宮竣工記念碑
一枚の岩から彫られています

光輝くゴールドや黄色 そして中国を感じる赤の色彩など ここが日本であることを忘れてしまう程 印象に残る景観に感動しました