2016年2月14日 日曜日

先日映画館で劇場版 "イニシャルD" を観てから無性にイニシャルD (頭文字D) の聖地巡礼がしたくなり群馬県に行ってきました



 
勿論一緒に映画を観た友達も同感・・むしろ友達の方がその気持ちが強かったのは事実だと思います

友達とは朝9時に所沢駅前で合流・・群馬県に向かいました


群馬エリアには「碓氷」「榛名」「妙義」「赤城」の頭文字Dの聖地があります

この内「榛名」(アニメでは秋名)は先日クリアしたので今回は残りの「碓氷」「妙義」「赤城」の三ヶ所を巡る事にしました


今回巡る3つのコースの中でも特に気に入ってるコーは連続したカーブが続く「碓氷」です


「碓氷」「妙義」は隣接しているので問題無かったのですが「赤城」は同じ県内でも80Km 程離れているので結構スケジュール的にはきつくなりました



最初に向かったのは勿論「碓氷」・・碓氷峠です

碓氷峠は、群馬県安中市松井田町坂本と長野県北佐久郡軽井沢町との境にある標高は約 960 mの峠

現道区間は、きついカーブが184個もあります

頭文字Dではインパクトブルーの真子&沙雪のシルエイティーが疾走していたコース
で拓海がビジターデビューしたコースでもあります





碓氷峠に入って最初に表れるのが碓氷第三橋梁
通称「めがね橋」という名称で知られている歴史を感じる美しい橋です



芸術的なデザインのこの橋

200万8000個のレンガで造られている日本最大の4連アーチ式鉄道橋
高さ31m・長さ91mの碓氷線のシンボルとして多くの人を魅了してます




めがね橋をバックに友達の写真を・・

碓氷第三橋梁(めがね橋)は、群馬県安中市松井田町坂本にある鉄道橋です


アーケードゲームでのめがね橋です
かなり忠実に再現されているので本物は今回始めて見たけど見慣れた光景の様に感じました




連続するカーブを抜けて最後の[カーブ184]
を無事走破・・

群馬とかの峠にはコーナー数をカウントする看板が至る所にあります



最後の[カーブ184]・・


ここで暫く写真を撮ったりして過ごしました



頭文字D で繰り広げられるバトルはダウンヒル・・

碓氷峠C-184から一気に駆け下りる途中にあるカーブ121・・
碓氷峠の下りで、見せ場となるC121

ここから群馬県側へのダウンヒルバトルのスタート地点です

残念ながら [カーブ121]の看板は見ることは出来ませんでした

おそらく無かったかも・・
(誰かに持ち去られたという噂も・・)







そして次の巡礼地「妙義へ」・・

「妙義」


頭文字Dでは妙義ナイトキッズのホームコース

ナイトキッズは「R32 GT-R」の中里毅や「EG-6」の庄司慎吾が所属するチームです

拓海がレッドサンズのケンタのS-14と「レインバトル」したコースです




先ずは妙義神社・・



妙義神社の鳥居の近くで 友達です

妙義山はデイサイト溶岩、凝灰岩、礫岩で出来ています
いまから300万年前までの本宿カルデラを形成した火山活動があり、南西側にある荒船山と同時期に形成した溶岩体です

その後周囲の柔らかい堆積層が浸食され溶岩の岩体が露出したと考えられています


この険しい岩峰の尖った荒々しい山容の奇観から日本三大奇景の一つに数えられており、また国の名勝に指定され、日本百景にも選定されています




切り立った山を背景に  友達です





頭文字Dの舞台はこの中之嶽神社付近がスタートorゴール地で、東の方がコースになります




中之嶽神社の赤い鳥居を背景に



妙義「大」の字


「大」の字は、江戸時代に建立され、妙義神社の妙義大権現を省略し、「大」としたもので、妙義神社にお参り出来ない村人・旅人などが中仙道の安中、松井田宿から”大の字”に手を合わせお参りしたといわれています




そして今日最後の巡礼地「赤城」へ・・


「赤城」

頭文字Dでは赤城は「赤城レッドサンズ」のホームコース

レッドサンズは「FC」の高橋や「FD」の高橋啓介が所属するチームです

拓海がエンペラーの京一のエボⅢとバトル
し、ハチロクがエンジンブローしたコースです



赤城山概要

赤城山は榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられている
また、日本百名山、日本百景の一つにも選ばれている
中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲み、その外側は標高にして約800mまでは広く緩やかな裾野の高原台地をなしている



頭文字Dではバトルコースの麓と頂上付近のスタート/ゴール地点です

赤城に着いた時は既に夕方の4時をかなり過ぎていて辺りは暗くなり始めていました

太陽はまだ山の上にあるけど雲に覆われていて時たま雲間から漏れる斜陽が道筋の雪を赤く輝かせていました


赤城バトルスタート(ゴール)地点


頂上付近の赤城総合観光案内所



先程迄暖かだった今日・・


赤城の冷たい風の中で赤城制覇の証しの写真を撮りました


すっかり暗くなった赤城総合観光案内所の建物をバックに撮った友達の写真です






頭文字D のバトルコースでは無いが赤城山山頂付近にある湖にも行ってみました

大沼は赤城山にあるカルデラ湖。標高1,345mの赤城山頂にある
面積は88ヘクタール、深さは最も深いとろで16.5メートル。 半島部の小鳥ヶ島には上州二宮の赤城神社が鎮座する。





湖面を覆う氷・・  REDエンハンサー使用



・・後は赤城のコースを降りるだけ

昼間溶けて車道を濡らした雪融け水が凍結する前に山を下らないと・・

赤城ダウンヒルのスタートです





ゲーム(イニシャルD)の中では何度も何度も走った赤城ダウンヒル・・


実際のコースもいつものゲームのコースと同じ・・

忠実に再現されているコース設定に感激 !


辺りはもう真っ暗・・

時たますれ違う車のライトが眩しい・・

もっと近ければ毎日の様に走りたくなる峠道・・



これで、頭文字D の群馬エリア全ての聖地巡礼は一通り完了しました

どの峠も各々異なった顔を見せてくれました

峠道をただ走っただけだけど、イニシャルD の聖地だと云うことを意識しただけでただの峠では無くなっていました


イニシャルD はしげの秀一の描いたフィクションだけどその登場人物全てが実在しているかの様な錯覚を覚えてしまいます

多分登場する車も風景も建物も・・そしてバトルのコース(峠)も全てが実在しているからだと思います

実際にイニシャルD の聖地を訪れると自分自身がアニメの登場人物になってしまうから・・




今度は何処のエリアに行こうか・・


後どこが残っているんだっけ?・・






・・・・・

『頭文字D』(イニシャル・ディー / 英語表記: Initial D) は、しげの秀一による日本の漫画作品、またそれを原作にしたテレビアニメと映画、そしてバトルゲームを指す。通称「イニD」。峠道において自動車を高速で走行させることを目的とする、走り屋の若者たちを描いた作品である。