真夏の夜・・
何かが起こりそうな予感がする言葉。
いたずらなパック(妖精)が巻き起こす、
一夜の騒動をえがいた
真夏の夜の夢という
シェークスピアのお話がある。
真夏の、それも夏休みともなると
公園の夜はがぜん騒がしくなってくる・・・。
うちは、まさしく、子ども広場のまん前。
目の前がスコーンと抜けて気持ちよく、
木々の緑の借景もあり
いいことばかりのように思われるが・・
ただひとつ・・公園や広場って
当たり前のことながら公共の場所・・つまり
だれでもが自由にお過ごしくださいね・・
という場所なのだ。
昼間の子どもたちの騒ぐ声などは、
はじめから判っていた事だし、
アトリエで慣れてもいるので
少しも何にも気にはならない。
むしろ時折聞こえてくる
子ども同士のやりとりが面白い
独特の言い回しや、喧嘩のしかたなど
思わず吹いてしまうことさえある。
この広場、そこそこ広いので
正月には餅つき大会の会場になり
春には子供会の行事や自転車の乗り方教室
夏には夏祭りの会場になる。
今年はもう終わったのだが
3日間続く大音量の盆踊りの曲はすごい!!
とにかく凄い!!
東京音頭・炭坑節・ポケモン音頭・
よさこいソーラン節・南の島のカメハメハ・・・
防音窓にも関わらず、元の音がすごいので
お風呂に入るのも、ご飯を食べるのも 全部が
月が~でたでった~♪の音の中
盆踊りの輪の真ん中で生活しているみたいだ。
今年は比較的涼しかったので
出来るだけクーラーを使わないようにしたくて
窓を開けていたので
凄まじかった。
もう、何にも考えられない。
普通の日は
夜ともなると高校生くらいの子どもたちの
楽しい社交の場となる。
鎌倉の中高生はたまり場があんまり無いので
いきおいこうした公園や広場に集まる。
それも、年によってメンバーが違うので、
その年ごとに雰囲気が違っている。
とっても礼儀正しくて
感じの良い子ばかりの時 もあるし、
ちょっとガラが悪そうな子が集まってるな・・
と思う事もあった。
でも、ちょっと周りの大人に注意されると
おとなしくルールを守ってくれる子が大半だ。
けれど、今年集まったメンバーに限っては
何か言葉では言い表せないのだが
始めっから何か、すごく不穏な感じがして、
家の娘にも、「夜は広場の中を抜けないでね。」
(抜けると近道)と思わず注意してしまったほど。
「なんで?」と言われても、もう、ほんと、
こればかりは、勘としか言いようが無い。
で、昨日です。
10時をすぎたころから
だんだん盛り上がってきたようで、
騒ぐ声も大きく爆竹のようなものまで始めた。
公園を囲むように家々が立ち並んでいるので、
公園で騒ぐと声が反響し増幅するので凄い音!
花火(爆竹?)が耳元で弾けたよう。
そうこうしているうちにおまわりさんが来て、
注意したようだった。
でも、また少ししたら、嬌声をあげたり、
いっそう騒いだりしながら
爆竹をバンバン鳴らしだした。
でまたおまわりさんが来て、
いなくなるとまた 騒ぐの 花火ので・・・
とうとう2時過ぎまで
そんなこんなでうるさくしていた。
なんだかその一部始終に巻き込まれているうちに
だんだん本気で怖くなってきちゃった。
ものすごくタチの悪い 、悪意のようなものを
ゾクゾクするほど感じてしまったのだ。
夏の夜・・本当に怖いのは、
幽霊やパックなんかじゃなくって、
訳のわかんない人たちだな~とつくづく実感した。
・・・次回・可愛がるという事・・ に続く









