ボクは発達障害の当事者

 

自閉症スペクトラム(ASD)と診断されていてうずまき人とのコミュニケーションが苦手ヒヨコ妙なこだわりがありコアラ独自の世界観を持っている異世界の住人ですおすましペガサス

 

簡単に言うとヘンなヤツニヤリ

 

ちなみに、文章で何かを伝える能力はメッチャ低いカキ氷

 

前回の内容、


感情のコントロールの方法が全く想像つかないって事を書いてたんですけどコーヒー





結論、


ASDは感情のコントロールは不可能


だということに落ち着きました日本酒




感情コントロール能力保持者含め多くの方からコメントいただけて、ものすごく興味深い事実に気付かされました口笛




ボクらが感情コントロールできない理由は、

単純な話、感情の振れ幅が大きすぎることが原因らしい。



例えば、

一般的な人は感情の強さがグラデーションになってる。

「ちょっと楽しい」とか「メッチャ楽しい」とか「ものすごく楽しい」みたいに、楽しい出来事に対して段階的な感情レベルに振り分けられるようですね。


それに対してASDは、

感情レベルは、オンとオフしか無いような気がします。



感情レベルを10段階で表すとしたら、

ASDは0と10しか存在しないんだと思います。


一般的な人のように、「ちょっとだけ楽しい」みたいな中途半端な感情レベルは存在してなくて、楽しさの感情が発生した時点で「メチャメチャ楽しい」になる。




この特性、ボクが困ってるのは、「怒り」の感情に関してだ。



当然、怒りの感情レベルも0か10しか存在しない。



「怒ってない」か「メチャメチャ怒ってる」とどちらかしか無いんです。


ということは、ボクに怒りの感情が発生した時点で、ボクは必ず大激怒状態になってしまうコーヒー



よくよく考えたら、


誰かから人間性を否定されるような物凄い嫌がらせをされた時に発生させる「怒り」と、


家でクローゼットからハンガーを取る時に誤ってハンガーを落としてしまった時に発生させる「怒り」とか、


同じレベルの怒りなんですよね赤ワイン




みんなビックリするかもしれんけど、


ボクは、

手からハンガーを落としてしまうだけで大激怒

ボクの歩く動線に邪魔なものがあるだけで大激怒

近くで急に犬が吠えるだけで大激怒してる。



一般的な人なら、10段階中2とか3程度の怒りレベルの事柄も、ボクにはマックスパワーの怒りを発生させてしまうんですよねキョロキョロ



子供の癇癪のように、瞬間的に怒りが爆発する。



そして、爆発するほどの強い感情は誰であっても制御することは不可能だということらしい。

逆に、ちょっと怒ってる程度の弱い感情なら、制御することはさほど難しいことではないらしい。



これは、なんとなく理解ができる。



例えば、

小さな炎なら、手ではたいたり水をかけたりすることで簡単に消火が可能なんですが、爆発するほどの大きな炎上は簡単には消火することができない。


ちょっとした怒りなら、楽しい事をイメージしたり、他の何かで気を紛らわせたりすることで、抑えることができるらしい。

それが感情コントロールと言われる技術だと思う。


世に出回ってるアンガーマネジメント的な技術もそういった低いレベルの怒りに対するマネジメントだ。怒りが爆発する前に対処しましょうねコーヒーって技術なんです。


だから、ASDのすでに爆発してしまってる怒りには対処できない。





つまり、

ASDは感情が強すぎて制御が不可能なんてすよねおばけ




ボクは勘違いしていたのは、

ボクが目指すのは感情をコントロールする技術を習得することではないということ。…無理やからねハロウィン



そうじゃなくて、

考えるべきは、「怒りの感情」を発生させない方法だったびっくり



納豆のタレを開けるときに失敗しても「怒らない方法」

休日に仕事関連のLINEが来ても「怒らない方法」

目の前で喋ってるヤツの変なクセを見せられても「怒らない方法」



そういう方法、知ってる方がいればぜひ教えてくださいねっカエル