こんにちは、まゆみですニコニコ

不妊治療の一つである体外受精はも妊娠できる可能性が広がる一方で、「自然妊娠より流産しやすい」とも言われているそうなのですが、本当なのでしょうか。

もしそれが本当だとして、つらい不妊治療の結果やっと授かった命なのに流産してしまったとしたら、そのショックの程は計り知れないだろうなと思います。

そこで今日は、

 

「体外受精が流産しやすいのが本当かどうかの検証」

「流産する原因や対策方法」
 

について調べてみたのでご紹介しますニコニコ

 

 

体外受精が流産しやすいって本当?

 

体外受精で流産する確率は、約20%と言われています。

それに対し自然妊娠で流産する確率は約15%と、自然妊娠と比べてやや高めなのは事実のようです。

 

ただ、違いと言ってもたった5%程度。
おそらく体外受精の方が年齢層は高くなるので同年齢を基準として考えると、流産しやすさに関して自然妊娠と体外受精ではほぼ差はないと考えていいと思いますニコ

 

体外受精で流産する原因は?

 

 

妊娠22週目までに起こる場合を流産と言いますが、流産の8割は妊娠の12週目までの妊娠初期に起こることが多いのはご存じの方もいらっしゃるかと思いますニコ

 

早期流産の原因は、多くは赤ちゃんの染色体異常が原因と言われています。
よくアルコールやタバコが原因で起こると言われていますが、妊娠に気づくまでの初期ではほとんど影響はないのだとかびっくり

まして体外受精は自然妊娠よりも早く妊娠判定することが多いので、アルコールやタバコといった外的要因が理由での流産が原因のことはほぼないでしょう。

 

 

  子宮内膜の薄さが原因で流産することも

 

妊娠9週目以降の流産の場合、子宮内膜の薄さが関わっている場合があると言われています。
そのため、子宮内膜の厚さを維持することが大切です。

 

  年齢が高いほど流産率は上がる

 

赤ちゃんの染色体異常の原因の他に流産率が上がる理由として、年齢が高いことが挙げられます。

たとえば35歳で体外受精した場合の流産率は20%であるのに対し、40歳では30%、45歳では40%以上と、わずか5年のスパンで流産率が跳ね上がってしまうのだとか驚き
 

年齢が高くなると卵子をつくる卵細胞や卵子自体が老化するため、これが高い流産率につながってしまうようです。

 

体外受精の安定期はいつ?旅行はOK?

 

体外受精で妊娠した場合でも、気分転換にどこか旅行に出かけたいと思ったりすることもあると思います。

でも「旅行中に何かあったら怖いから」という理由で我慢している人も多いのではないでしょうか。

 

実は体外受精であっても妊娠後は自然妊娠とそれほど変わりはないため、妊娠初期を避ければ無理のない範囲で旅行しても大丈夫ですニコニコ
ただし最初のうちはつわりなどで楽しめないことも多いと思うので、旅行はつわりなどが落ち着いてくる安定期がおすすめです。

 

安定期とは、妊娠5ヶ月にあたる妊娠16週目から妊娠7ヶ月にあたる妊娠27週目までのこと。
その期間であれば比較的安心して旅行できるでしょう。

保険証は忘れずに持っていく

体調が安定している安定期に旅行する場合でも、万が一のことを考えて保険証を持っていくことをおすすめします。

 旅行中に何かあったら困るため旅行のスケジュールは無理のない、ゆったりとしたものにするとよいでしょう。

 

こんな時は要注意!体外受精で流産する兆候

 

流産の兆候として多いのが、出血と腹痛です。

とはいえ少量の出血や腹痛であれば、すぐに診てもらわなくても問題ない場合がほとんどです。

 

気を付けたいのは下記のような症状が見られた時。

 

  • 出血量が生理の時よりも多い
  • ひどい腹痛

 

これらのケースでは流産している可能性が高くなるので、早急に不妊治療でお世話になっている病院を受診しましょう。

 

体外受精で流産しないために!対策方法を解説

 

初期流産以外の主な原因は、子宮の薄さや加齢による卵子の老化が関わっていると言われています。

 

  子宮の薄さが原因と考えられる場合の対策方法

 

子宮の薄さが原因と考えられる場合は、子宮の厚みを維持するため以下の栄養素をバランスよく摂るようにしましょう。

 

  • タンパク質
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • 葉酸

 

葉酸に関しては食事では1日の摂取量の目安をカバーできないことが多いため、サプリメントで補給することをおすすめします。 

 

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また、体が冷えていると流産しやすくなるため、お風呂や体を温める飲み物などで温活するのもおすすめですメラメラ

 

  加齢による卵子の老化が原因と考えられる場合の対策方法

 

女性の卵巣には、卵子の素となる原子卵胞が生まれた時からあります。

思春期の時点では30~40万個もの卵子が存在すると言われていますが、年々数が減っていき、しかも自分と同じだけ年齢を重ねるため卵子の質自体も衰えてしまうのだとか。

高齢出産になればなるほど老化が進んだ卵子が受精に使われるため、流産しやすくなってしまうのです。

そこで、対策方法として「卵子凍結」があります。
卵子凍結とは卵巣から卵子を採取して冷凍保存しておく方法で、採取した時の卵子の質を保つことができるというメリットがあるのだとか。

卵子の老化が進むのを防ぐことができるため、
「今は仕事が忙しいから結婚も妊娠もまだ考えていないけど、子供が欲しくなった場合のために卵子凍結しておきたい」
という人が増えているようですニコ

一方で、メリットだけでなくデメリットも少なからずあるので、メリットとデメリットの両方を考えた上で卵子凍結を選ぶことをおすすめします。
 

 

体外受精でも流産率は変わらない!不安な場合はかかりつけ医に相談を

 

今日は体外受精と流産の関係について、お話しました。
 

結論から言うと体外受精だから流産しやすくなるというわけではないようです。


体外受精で妊娠した場合の流産率は20%、自然妊娠の場合は15%と言われていますが、体外受精で妊娠した人が自然妊娠だけで妊娠した人よりも年齢が高くなる傾向にあります。
そしてそれが、流産率の平均を5%ほど高くしている原因と言えそうです。

高齢出産での妊娠は流産リスクが高くなるため、比較的安定している時でも旅行で遠出したいという時はかかりつけ医に不安を相談してからにした方がいいかもしれませんねニコ

無事出産するまで何が起きるかわからないので、妊娠後はできるだけ安心できる環境で過ごすように心がけましょう。