こんにちは(*‘∀‘)

皆さんのお家では、何か動物を飼っていますか?
私の実家では、11年前からゴールデンレトリバーを飼っています。
 11歳というと、人間の年齢で言うともうおじいちゃんの年。
私たち人間は年をとり身体が衰えてくると、生活をするのに介助や介護が必要となりますが、犬も同じ。
 実家の犬も老犬と呼ばれる年齢に突入し、身体の動作が大分鈍くなってきたようです。
このまま運動機能の低下が続くと、排泄や食事をうまくおこなうことができなくなり、おそらく介助や介護が必要となるでしょう。

では、そうなった時、どのようなことに注意して介護をすればよいのでしょうか。
 そこで今日は、老犬の介護をおこなう上で大切なポイントについて調べてみました。
 

老犬介護の注意すべきポイント【種類別】

年を取った犬の介護は、想像をはるかに超えて大変です。
トイレの介護や散歩のサポートから始まり、食事の介助、寝たきりへの対応、バリアフリー対策など、やることは山積み…。

 そこでここでは、介護の種類別に老犬介護の気を付けるべきポイントについて種類別に説明します。
 

トイレの介助

犬は高齢になり身体が衰えると、決まった場所での排泄が次第に困難になります。
若い犬ならば躾によってトイレの場所を正すことはできますが、老犬の場合は脚力の低下などもあり、トイレの場所までたどり着けないことも。
もし愛犬がトイレ以外の場所で粗相をしてしまっても、その時は叱らず優しく受け入れてあげましょう。

食事の後や水を飲んだ後など、ある程度トイレのタイミングが決まっている場合は、そのタイミングでトイレに連れていくのがおすすめ。
特に、自分で立ち上がれないような愛犬の場合は、市販のハーネスで歩行の補助をするなど、愛犬が歩きやすいようにサポートすることが大切です。

 また、万が一粗相をしてしまっても大丈夫のように、どこに排泄しても大丈夫な環境に整えることも大切。
 愛犬の脚力が衰えて従来のトイレ場所へ行けない場合は、行動範囲を保護フェンスなどで制限することも一つの手です。

また、フローリングは老犬にとって滑りやすく歩きづらいものなので、マットを敷いて少しでも歩きやすくサポートするように心がけましょう。


床に敷くマットは、万が一排泄しても大丈夫なように洗濯可能なものがおすすめです。また、汚れてもよいように介護用防水シーツを敷いておくとさらに安心できるでしょう。

 

散歩のサポート

犬にとって散歩は運動機能や健康の維持、飼い主とのコミュニケーション能力を高めるのに大切なもの。
散歩を怠って脚力が落ちると老犬はすぐに衰弱してしまうので、いくつになっても、なるべく毎日かかさずおこないたいものです。
 高齢になってくると脚力の衰えなどから散歩を嫌がる犬も増えてきますので、なぜ嫌がるのか注意深く観察するようにしましょう。

たとえば、高齢になってくると階段を嫌がる犬も増えてきますが、これは脚力が衰えている証拠。
脚力を維持するためにも、嫌がるからといってすぐ別のコースに変えるということはせず、まずは階段を上るように促しましょう。
 どうしても上らない時は別の日にチャレンジしたり、階段ではなく坂道のあるコースに変更したりするなど、少しでも脚力を使う散歩コースを探すのも一つの手です。

 また、階段以外でも途中で歩くのをやめてしまう場合があります。
 脚力が弱くなってきた老犬は、あまり自宅から離れて散歩することを好みません。
 できるだけ散歩するよう促すことが大切ですが、どうしても歩こうとしない場合は無理やり引きずるなどはせず、下記のようなお散歩カートに乗せてもOKです。


一番良くないのは、散歩をやめてしまうこと。
散歩に行きたがらないからといって犬を家の中にずっと置いておくのは、脚力の低下だけでなく認知症の悪化やストレスの増加を引き起こします。
愛犬が歩くのを嫌がる場合には、介護用ハーネスやお散歩カート、車椅子などに乗せ、お散歩しましょう。
外の空気に触れるだけでも老犬にとって気分転換になりますので、毎日のお散歩はできるだけ続けてください。

 

食事の介助

老犬になると食欲不振になることが多く、いつも食べていた食事を急に食べなくなることも。
その結果、栄養バランスが偏り、健康状態が悪化する犬が増加します。

 食欲不振になる原因として、

 

  1. 老化による味覚・嗅覚の衰え
  2. 歯周病の進行で固いものが噛めなくなった
  3. ごはんの量が多すぎる

などの3つの原因が考えられます。
シニア犬用のドッグフードも多く販売されていますので、まだドッグフードを切り替えていない場合はシニア犬用に変更しましょう。
 シニア用の食事が家にない場合は、食事にお湯や水を加えて柔らかくして食べやすくするのもおすすめです。
また、市販のとろみ付けを使うと飲みこみやすくなります。

 また、高齢になると一度にたくさんの量のご飯を食べることができなくなるため、食べるご飯の量が減った場合は回数を増やし、栄養を摂るようにしましょう。
また、それでも足りない場合は老犬用のサプリメントで足りない栄養素を補給する方法もあります。

 

食事をする際の頭の位置も重要です。
年を取ると食べ物を飲み込む力が弱くなり、固いものを食べるのが困難になります。
そのため、老犬に食事を与える際は頭の位置を身体より高くした状態になるよう支えて与えましょう。
頭を高くした状態で食事を与えれば、物を詰まらせるリスクを減らすことができます。
また、食器に持ち手がついているものを選ぶと、食べさせやすくなるのでおすすめですよ!

寝たきりへの対応

老犬は足腰が弱くなっていると歩けなくなり、寝たきりになってしまう場合があります。
また、椎間板ヘルニアなどの疾患がある場合も、同じく寝たきりになってしまうことも。
 しかしながら、一度寝たきりになっても歩行補助や訓練をおこなうことで再び立てるように回復することも。
 寝たきりの状態で関節が固まってしまわないよう、身体をマッサージしたり、動かしたりしてこまめに刺激を与えましょう。

また、寝たきりの状態になると自力で排泄ができないことも。
その場合は、マッサージや圧迫をおこなうことで排泄を促す必要があります。
 犬によってマッサージ方法などは異なるそうなので、やり方はかかりつけの獣医師に指示を受けるようにしましょう。

参考:老犬ケア-介護のノウハウを知る

デンタルケア

犬も人と同じようにお口の中のケアは健康を維持するために重要な役割を果たしています。

特に老犬になると、口内環境が悪くなりやすく、虫歯や歯周病等あっという間に悪化すると言われております。

デンタルケアが必要不可欠な理由は主に3つです。

 

① 食欲の低下を防ぐ 

② 歯周病を予防する

③ 歯の治療のリスクを軽減する 

 

老犬の口内環境の悪化は気づかないうちに進行してしまいます。

毎日お口の中をチェックしてあげることで愛犬の健康状態を知ることにも繋がっていきますよ。 

また、老犬のデンタルケア方法としては、口の中に食べカスを残さぬよう

食後にスポイトやシリンジ等を使用し水で流してあげたり、

犬専用のデンタルケア商品を積極的に取り入れてあげると良いでしょう。

とはいえ、毎日歯磨きするのは少し大変と思われるかもしれません。

最近では食事に抗菌作用のあるものを混ぜてあげれるような、

犬専用のデンタルケア商品も豊富に販売されているので工夫してケアをしてあげてみても良いと思います!

愛犬に健康でいてもらうために常に口内環境を清潔に保ってあげましょう。

 

高齢犬を家で介護するには限界も!時にはプロの手を借りるのが◎

以上、老犬介護のポイントについて簡単に説明してみました。

できるだけ愛犬の最後は家族で介護して見届けたい…その気持ちは痛いほどよくわかります。
 しかしながら、仕事をしながら同時進行で介護をするのは、現実問題としてとても難しいこと。
なぜなら、介護度が進んだ犬は自力で排泄や食事をすることができないことが多く、誰かが付きっ切りで世話をする必要があるからです。


四六時中目が離せないとなると、日中仕事をしながら介護をしている飼い主にとっては、かなりの負担になりますよね。
老犬は身体的な衰えに加え、人と同じように認知症を発症することもあるため夜鳴きをする犬も少なくありません。

忙しさと睡眠不足から体調を崩してしまう飼い主も多いようです。

大事な愛犬のためとはいえ介護している飼い主が倒れては本末転倒ですので、大変な時はプロの手を借りることをおすすめします。
老犬の介護ケアをおこなうプロというと自宅で愛犬の面倒を見てくれるペットシッターが有名ですが、最近では「老犬ホーム」という老犬専用の施設も全国に続々誕生しています。

 

犬の老人ホーム「老犬ホーム」はどんな施設?

老犬ホームとは、犬の中でも老犬と呼ばれる部類の高齢犬を対象に介護やケアをおこなう施設のこと。
 老人ホームの犬バーションと言えばイメージしやすいでしょうか。

 ペットは家で看取るものだという風潮が強い日本では、施設に預けるというのに抵抗がある人もまだまだ多く老犬ホームの認知度自体はまだそれほど高くありません。 実際私も初めて知りました(;・∀・)
ですが現在は飼い主の高齢化が進んでいること、若い飼い主でも日中は家族が仕事で世話ができない家が増えており、寝たきりや認知症を患った老犬の介護は負担が大きいことから、安心して愛犬を預けられる場所として近年注目され始めています。

ただ預かってくれるだけではなく、個室でゲージレスの環境で過ごせたり、介護度に応じたサポートやトリミング・フィットネスサービス、記念日のお祝いなどをおこなったりと、それぞれの老犬ホームでは愛犬が楽しく安心して過ごせるような工夫が見られます。

犬は世話をしてくれる飼い主のことがとても大好きな動物です。
自分の介護のために飼い主が倒れては、大切な愛犬も悲しむはず。
老犬ホームでは生涯預かりはもちろん、ショートステイやデイケアなど短い時間での預かりケアをおこなっている施設も多いので、自宅での介護に不安が出てきたら老犬ホームを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 

「老犬サポートプラン」は仕事で忙しい飼い主の負担を減らす

  • 目が離せなくなってきたが、仕事のある日中はお世話ができない 
  • いずれは老犬ホームに預けることを考えているが、今は週末だけでも一緒に過ごしたい
  •  ずっと介護で体調を崩してしまった 

 

普段仕事をしている人や、自身も高齢で介護が大変な飼い主さんの中には、このような悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。 

 

老犬ホームについて調べていたところ、そんな飼い主さんにおすすめの「老犬サポートプラン」というサービスを提供している老犬ホームを見つけました。
 東京都目黒区洗足の「THEケネルズ東京」という老犬ホームで、愛犬1匹1匹に合わせたオーダーメイド&ハイホスピタリティなケアに定評がある施設です。

 「愛犬のもう一つの我が家」と掲げる通り、とてもきめ細やかなケアとサービスが魅力的。
老犬ホームの他ペットホテルも併設していて、幅広い年齢の愛犬を預かってくれる施設のようですね(*^_^*)
 24時間有人体制のため、夜中急に預けた愛犬が体調を崩した時なども安心です!

THEケネルズ東京の「老犬サポートプラン」の内容とメリット

「老犬サポートプラン」は2020年9月後半よりTHEケネルズ東京が始めた新プランです。
このサービスを利用すると、1月あたり最大20泊21日、THEケネルズ東京で愛犬を預かってくれるそうです!

プランは下記の3プラン。
ライトな3ヶ月10泊プランから、じっくり体験できる6ヶ月20泊プランなど、ライフスタイルに合ったプランを選択できます(*'ω'*)

 

1.月間20泊6ヶ月プラン


画像:THEケネルズ東京公式サイト-老犬ホーム

2.月間20泊3ヶ月プラン

画像:THEケネルズ東京公式サイト-老犬ホーム

 

3.月間10泊3ヶ月プラン

画像:THEケネルズ東京公式サイト-老犬ホーム

上記3プランですが、預かる期間が長いほど、1日当たりの料金も安く設定されています。
料金は介護度や体重の重さによって変動はするものの、この値段で最大20泊預かってくれるなんてかなりお得なのでは…?
平日仕事をしている人であれば平日は預かってもらい、土日は一緒に愛犬と過ごすというスタイルにすれば、介護負担はかなり少なくなるのではないでしょうか。
 仕事が終わった後に排泄や夜鳴きなどの介護をするのは、さすがに愛犬とはいえ心身ともに負担がかかりますし…。 

愛犬が過ごす部屋は全室完全個室でケージレスなので、のびのび過ごせそう…
お散歩はもちろん、フィットネスや水中トレッドミルなどのトレーニングもあるので、身体機能が衰えてきた愛犬のリハビリにも良さそうですよね(*^-^*)
 参考:THEケネルズ東京-【老犬ホーム新プラン】老犬サポートプラン

老犬介護の悩みはプロのサポートで解決!

今日は老犬介護についていろいろ調べてみました。
 散歩のサポートや排泄介助、食事介助、寝たきりの対応など、一言で介護といってもやらなければいけないことがこんなにあるんですね…。
普段仕事で家を留守にする家庭や飼い主自身も高齢の場合、付きっ切りで世話をするのは難しいことだと感じました。
 大切な家族の一員である愛犬が高齢になり、最後の時まできちんとお世話をしたいという気持ちはよくわかりますが、介護度が進むほど飼い主の負担も大きくなることを念頭に置いておきましょう。

実家にいる私の父や母も年を取り、これから先老犬となった愛犬を介護するのは難しくなってきます。
 大切な愛犬が残された時間も健やかに過ごせるよう、今回ご紹介したTHEケネルズ東京のような老犬ホームを利用しながら一緒に過ごすのも悪くないかなと思いました(*^-^*)

 

 

 

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