リハビリ中の愛犬は、アドレナリン放出に要注意 ――しまった、油断していたよ―― | ピーチーはおふろが嫌いよ

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ミニチュア・ブルテリア、ピーチー(14歳と7か月で天国へ)のおとぼけな闘病日記です。
ウニが大好物で、散歩好き。太い枝とボールも大好き。
でも……、おふろだけは……


 病み上がりの愛犬は、ただの散歩にだって注意が必要。とりわけ、アドレナリンを警戒せよ。
 そんな事に気付かされた、ここ数日のできごとです。

 自己免疫不全を改善するために、ステロイドの大量投与を続けてきた、愛犬のピーチーですが、ステロイドは筋肉のタンパク質を激しく消耗するようです。
 このところのピーチーの激痩せは、恐らくはステロイド治療の副作用と思われます。

 ステロイドと並行して飲み始めた免疫抑制剤は、、もう2か月目に入りました。
 血中濃度が安定してきたことから、10日ほど前からステロイド(プレドニゾロン)は、少しずつ投薬量を減らし、今はピーク時の半分(12錠→6錠)になっています。

 そろそろ筋肉を付けるために、散歩の距離を増やそうと思っていたのですが、その矢先に、ちょっと良くないことが起きてしまいました。

 実はピーチーは、子犬の頃からボールが大好きなのですが、このとこはろずっと元気が無かったので、そのボールを見ても興味なし。
 しかし元気になってきた証なのでしょうか、一昨日の夜の散歩で、外で子どもが遊んでいるボールに反応してしまいました。

 最初はこんな感じ。
 踏ん張って、歩こうとしなかったのですが……
 


 広場に出たところで、子供のボールを見て、スイッチオン。
 アドレナリンの放出で早足になりました。
 


 久しぶりにみた、愛犬の楽しそうな姿が嬉しくて、リードを長めにしてやったのですが、そのまま元気にトコトコ歩いていたと思ったら、足がもつれて頭から転倒してしまいました。

 でもすぐに立ち上がって、尻尾を振っています。
 


 一昨日は家に帰っても、ずっと元気一杯のまま。
 ああ、随分具合が良くなってきたなと実感していたら、良い事ばかりではありませんでした。
 昨日の朝から歩きがおかしい。右の前脚を上げたままで、3本の脚で歩いています。

 昨日一日だけ様子をみたのですが、今朝もあまり調子良くなさそう。
 以前にフリスビーのやり過ぎで、骨折したときと仕草が似ています。
 心配になってすぐに近所の病院へ。

 レントゲンを撮ってもらったところ、幸い骨には異常はありませんでした。
 しかし、右前脚の外から3本目の指(人間で言う中指)が痛いらしく、踏ん張ることができません。

 で、病院から帰ってきたら、こんな感じで寝ています。
 
 


 折角、本格的にリハビリを始めようとしたところだったのにな。
 まあ、骨折でなかった事を良しとして、しばらくは痛い指以外をストレッチしてやることにします。

 一度筋肉が落ちてしまうと、元に戻すのは大変だと気付かされた一日でした。
 人間と一緒ですね。
 これからは、ちゃんんと筋肉が戻るまで、リードは緩めないことにします。
 
 大反省……
 ごめんね、ピーチー


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