Rayです





2年前のツアー。step1







その始まる前。





どんな感じでライブツアーをして行こうかと思ってた時、僕と同じ名前の会社の看板を見て、気になってました。





今までは自分考えた事、やりたい事をやって来たんですが、今回からは僕が知らない事を知ってる人達とやってみたい、アイディアをくれる人とやってみたいという思いが強く、何処か外の人とやりたいと思っていて、ちょうど気になってた僕と同じ名前の会社を調べると色々な事をやってて、その中でライブ制作って書いてたので亜門(スタッフ)に電話してもらい、とりあえず話に行
く事になりました。




とりあえずどんな会社か聞いてみて、そこから一緒にやるか決めよ〜的な気持ちだったのですが、



まさかの思ってた規模と全然違くて、沢山の有名イベント、有名アーティストなどを手がける規模のデカい会社で。笑




行った瞬間。

あ。しまった。

場違いや。

5年早いなこれ。いや?10年?って思いました笑



何万〜何十万人、何億という仕事を何十年してる会社と担当の人。




我ら何百人。何百万👍




違うのは丸の数だけ😂💦👍



行く前は「こんな予算かけるライブやけん食い付くやろ〜」くらいな気持ちだったんですが、着いてすーぐ予算書バックの奥底に沈めました。



亜門に「よくアポ取れたね笑 帰りたくなってきたよ笑」と。



ただもう来たからには、せっかく凄い会社とアポ取れたんだから、も〜しやってくれたら僕にとって、ネバギブにとって、良くなると思い、ネバギブの事を、想いを、夢を、話しました。



笑われても仕方ないかなーとも思ってて。


ただ、最後まで真剣に聞いてくれました。



そして、「飛び込みで来たのは初めてですよ。正直一応話だけ聞いて、断ろうと思ってました。ただ凄く想いが伝わりましたし、楽しそうだし。一度上には伝えて確認とりますが、一緒にやってみましょう!!」と言ってくれました。


本当に嬉しかったです。


即座に、瞬き多めで、目をシュパシュパさせ、自分はチワワだといい聞かせて、ありったけのはにかむ表情でバックの奥底に沈めた予算書をそーっと机の上に。笑

こちらで❤️って笑


万人単位の仕事をしてる会社が、僕らの仕事を受けても、ちっぽけな利益、いや、利益になってないです。そしてメリットもない。もはや手間。




それを「楽しそう」と言ってくれ、一緒にやってくれる事になり、そしてそこからまた凄い舞台監督を紹介してくれ、その舞台監督さんもやって頂ける事になりました。



監督さんも「今どき飛び込みで来るって面白いねー。そしてそれでよく僕にたどり着いたねー」って。笑




それから打ち合わせや、リハなどの度に当初の僕が思ってた以上の事を学び、感じ、ネバギブに心強いステージチームという+αが。



ただそう思ってたのは僕だけだったかも知れません。



ツアーSTEP 1に向けどんどんやる気に。


逆にメンバーと距離も気持ちもどんどん開いてる感じがして、もどかしさに僕は1人イライラしてました。





何をするにも言わないとやらない、何回も同じ事を言われる、ただステージではいい言葉を並べて話をしてる。





正直、今考えてもその時はスタッフや熱いファンのNGFの方が熱量がメンバーより高かったと思います。




それが悔しくて、言っても言ってもわからず、僕は彼らに怒ってばかりでした。



彼らも最後まで変わらず、step1ファイナル当日の朝まで怒ってました。


変わるわけないですよね。



1番変わらないといけない僕が変わってないんですから。



人を変えるなんておこがましいにも程がある。


自分が変わり、初めて周りが見え、周りが変わったように見えてくる。


本当に変わったのは自分。


周りが変わらないとか、周りの文句ばっかり言ってた当時の僕は、そこが全く見えてませんでした。


あ。今も文句は言っちゃいますよ笑


まだまだ未熟なので☆




で、その時は正直一緒のステージに立ちたくありませんでした。





今の僕はキャンセルか、僕は出てないと思います。




そのくらい嫌でした。



打ち上げもあんまり行きたくなかったんですが、アーティスト仲間も居たし、関係者もいたし、予約しちゃってたので、とりあえず片付け終わったら東京の打ち上げ会場に向おうと思ってました。

これも今の僕なら行ってません。





そして会場片付けが終わり、車で向かおうとすると、監督さんが「こっちにも乗れるから打ち上げ会場まで乗せて行くよ」と言ってくれました。

正直ハイエースに全員乗れたのですが、ドームやアリーナなど色々な大きな会場で沢山の舞台監督をやってる人の話を聞けるチャンスは本当に無いと思うので、是非っ!と僕と誰か覚えてないんですが後ろにメンバー3人乗せてもらい、打ち上げ会場まで送って頂きました。メンバーも色々と質問したり聞いたりして勉強して欲しいと。




道中、色々な事をたくさん聞いたり、話してくれてる最中、ある有名アーティストの話をしてくれました。「あの子達は本当に色々な関係者の人達から応援される。関わったらみんなこの子達に何かしてあげたい!って思う。俺も周りもみんな言う。本当に不思議なグループ。だからあれだけ大きな会場にファンとあれだけビックなアーティストが集まるんだよな〜」って話を聞いて、「めっちゃ素敵ですね。ネバギブもその様にまずスタッフや関係者から、近い人達からファンになってもらいたい、むしろ近い人達がファンにならないと僕ら界隈は無理だと思ってます。なのでまさにそういったグループを目指してるんですよ!ね!?」と振り向くと、全員寝てました。



僕はてっきり目をキラキラさせながら監督さんの話を聞いてると思いきや、爆睡☆笑



あ。ダメだこれ。




そして最後までしっかり寝て打ち上げ会場について起きる。

はーい。ライブ頑張ったんですねー。

お疲れ様でしたー。って感じ。


確かに、今考えると仕方ないのかなと。。


ん〜。どうなんだろう。

なら乗らなければいいのに。

って言っても僕も勉強して欲しい、話を聞いて何か感じて欲しい、変わって欲しいって思ってたので。


僕の勝手な期待と思い込みがこの結果ですね。



まずはお前が思う存分に勉強して感じて、変わって、それに気付いたメンバーから変わっていくんだよ。だからお前が変われ!ってその時の僕にいい言いたいですね。






そして打ち上げ会場に着いたら先に着いてた人らが先に打ち上がってて、自分達で盛り上がって、当たり前の様に会計もせずお店をでる。


何やこいつら。と本当にあの日は思い出すと今でもイライラしてきます。




ただこれも誰のせいでもなく自分が招いてるし、気持ちが乗らないのに行くからこうなる笑

ただ、これを経験して成長しなきゃって話ですからね!


色々あるけど、あったけど頑張ろーって話です笑




ただその時の僕はこの先どうしようかって思ってました。


なんかネバギブやりたくないなー。って。


てか来年ネバギブでやりたい事が全く浮かばないなー。って。


一緒にやりたい事がないなー。って。





どうしようかなー。って。





ネバギブへの気持ちがストップしてしまいました。





続く