義父の前では家政婦というか…尽くす妻というか…時代錯誤と感じてしまうほど「はいはい」と従っていた義母。
それが一転、義父がいない所では義父の事をバカにしたように悪く言っていた義母。
義父の意向で結婚時に仕事を辞めたが、それでも働きたいからとパートでビルの清掃や赤ペン先生をしていた…「あなた」と呼びたかったのに義父が嫌がったから名前をさん付けで呼んでいる…
モラ男はそんな親の事を「夫婦喧嘩などした事がない素晴らしい両親」「いつも相手の事を思いやっている」「話し合いがちゃんと出来ている」と尊敬していた。もちろん「お前の親は全く出来ていないからダメな人間」という決まり文句とセットで聞かされた


でもモラハラを知ってからその絡繰りが分かった。
ケンカをしないのではなく、ケンカにならないという現実…
相手を思いやっているのではなく、衝突を避ける為に自分の考えを殺して義父に従っているだけの義母…
大切な人だからこそ本音でぶつかり合うべきではないのかな?そうやって夫婦間の絆が築かれていくと思う。
何を言っても大丈夫だという信頼関係が築けているからこそ家族の前ではワガママになれる。
この考えって間違っているのかな…
相手を思いやる気持ちは遠慮とは違う。
自分以外の人と接する時の態度は家族であろうが初対面の人でも同じなのが理想的?「遠慮」と「思いやり」の比重が違うのかな?
家族は遠慮の気持ちが少なめで、相手を大切に想う思いやりの気持ちが強め。なのかな…