ピースの又吉の小説が売れてるらしいですね。
又吉がゲストで出てた番組で、
感心することがかなりありました。
まず、
小説を書くにあたって
私は良かったとか、僕はいまいちやったとか、
共感が最初の価値基準になるのはちゃうな。
そんなんやったら書く意味がないと。
共感できひんしなんかわけわからんけど、
おもろいってことはいっぱいあると。
ほんで、
小説を読んだときにこんなん考えてるのは自分だけかなって思った時に
”言葉にならない言葉”を感情を正確に的確にあらわしている文章に出会うと
自分だけじゃなかったんやと楽になるという。
共感してもらうと嬉しいし良かったと思うけれども、
その分自分の想いが変節してる事ってあると思うな。
又吉は共感に媚びるって表現してたけど。
夏目漱石のこころを初めて読んだとき、
寄宿舎の職員だった人が、他人と相容れない厭世的な雰囲気を醸し出していて、
それがこころに登場する先生とオーバーラップして、
この職員がここに至るまでには、複雑な恋愛事情や心の葛藤があったのではと
大真面目に想像したりして。。。
言葉にならない、言葉にすると壊れてしまったり、
意味が変節してしまうような言葉を言い当てられたとき、
やっと会えたって思うような、
見透かされるような、感動するような
ゾクっとするようなそんな気持ちになります。
これからもこういう体験をしていきたい。
なんかこういうことを考えていると、
ま、いっかとか、急にめんどくさくなったりするけど、
伝えるべきととはきちんと伝えなくっちゃね。
それと同じぐらい、何について黙るべきか
きちんと注意を払わなくちゃな。