「今度こそ、自分を変えたい!」
そう思って、本を読んだり、セミナーに参加したりしたことはありませんか?
読んだ直後は、
「よし!これならできそう!」
「今度こそ変われるかもしれない!」
って、すごく前向きな気持ちになりますよね。
なのに……
いざ日常に戻って実践しようとすると、なかなか続かない。
最初はやる気があったのに、いつの間にか気持ちが薄れてしまって、気づけば何も変わっていない日常に戻っている。
そんな経験、ないでしょうか。
そして、そんな自分に対して、
「やっぱり私は意志が弱いんだな」
「何をやっても続かない」
「私には無理なのかもしれない」
と、落ち込んだり、自分を責めてしまったり。
実はこれ、過去の私がずっと繰り返していたことでもあります。
「変わりたい」と思っているのに、どうしても元に戻ってしまう。
そのもどかしさや悔しさ、すごくよく分かります。
でも、最初にお伝えしたいことがあります。
変わりたいのに変われないのは、あなたの意志が弱いからではありません。
そこには、私たちの心が持っている、ある大切な働きが関係しているんです。
🍀 心は、慣れ親しんだ状態に戻ろうとする
私たちの心には、自分で意識している部分と、ふだんは意識していない心の奥の働きがあります。
このふだんは意識していない心の働きを、心理学では「潜在意識」と呼ぶことがあります。
頭で「変わろう!」と決めても、心の奥の働きと引っ張り合いになると、心はどうしても「これまで慣れ親しんできた状態」を選びたくなってしまうんです。
たとえば、長年通い慣れた帰り道と、今日初めて通る知らない道。
頭では「新しい道に行ってみよう!」と思っていても、疲れているときや、何も考えずに歩いているときほど、いつの間にか慣れ親しんだ道へ足が向かってしまう……。
そんな感覚に似ています。
心も同じように、これまで慣れ親しんできた考え方や行動に、自然と戻りやすいところがあります。
たとえ、それが自分を苦しめるパターンだったとしても、慣れているからこそ、つい同じ反応を繰り返してしまうことがあるんです。
これまでのパターンを保つことで、心は一生懸命、あなたを守ろうとしてくれていたんですよね。
🍀 そのパターンは、どこで身につくの?
私たちは子どもの頃、家庭環境や周りとの関わりの中で、無意識に自分を守るためのパターンを身につけていきます。
たとえば、
● 幼い頃から親や周りの顔色をうかがうことで、自分を守ってきた人
→ 大人になっても相手の機嫌ばかり気にしてしまい、自分の気持ちを後回しにしてしまう。
● 何かするたびに否定されたり、完璧を求められたりしてきた人
→ 大人になってからも「ミスをしてはいけない」「失敗したらどうしよう」と不安になり、新しい挑戦をするのが怖くなってしまう。
などの反応も、自分を守るために必要だった、大切な対処の方法でした。
それだけ懸命に生きてきた証拠でもあったんです。
だからこそ、大人になった今、頭で「もう気にしなくても大丈夫」「変わろう」と思っただけでは、長年身につけてきたパターンをすぐには手放せないことがあります。
一気に大きく変わろうとすればするほど、戸惑いや不安が強くなり、つい元のパターンに戻ってしまうこともあるんです。
だから、自分を強引に変えようとしたり、無理に力ずくで変えようとする必要はありません。
🍀 大切なのは、自分の心を理解すること
大切なのは、
「自分の中に、どんな不安や思い込みがあるのかな?」
「なぜ、いつも同じところで立ち止まってしまうのかな?」
と、これまで自分を守ってくれていた心のパターンに、優しく目を向けてあげることです。
心の仕組みを理解しながら、できそうな「小さな変化」を少しずつ積み重ねていく。
そうすることで、新しい考え方や行動を少しずつ自分になじませていくことができます。
🌿 自分を責めて、無理に変えようとするのではなく、自分の心を理解することから始めてみる。
そのための方法のひとつとして、ヒプノセラピー(催眠療法)があります。
自分の心に優しく寄り添いながら、これまでの考え方や行動のパターンを紐解き、自分への理解を深めていきます。
もちろん、自分の心のパターンに気づき、理解を深めていく方法は、ヒプノセラピーだけではありません。
ただ、普段は気づきにくい心の奥に目を向けながら、自分自身をゆっくり見つめていく時間は、変化のきっかけのひとつになります。
🍀 ヒプノセラピーや催眠について
「でも、ヒプノセラピーって催眠でしょ……?」
「なんだか怪しそう。意識をコントロールされたりしないの?」
そんな疑問や不安を感じる方もいらっしゃると思います。
今後、ヒプノセラピーや催眠について、よくある疑問を取り上げながら、分かりやすくお話ししていきますね。
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