やらなきゃいけない自分の仕事がいくつかあったんだけど

上司に「これをやっておいて下さい」と言われたので、そちらを優先してやった。


それがなんとか終わりそうになったら、今度は先輩から

「これ、やってもらっていいですか?」と言われたので、それをやった。


そしたら、自分の仕事が全然終わらなくなっちゃって…

で、結局、上司から怒られた。

ううっ…


帰り際、まゆみ先輩に

「羽那ちゃん、断るべきことはきちんと断らないと駄目だよ!」と注意された。

注意とゆうか、アドバイスとゆうか。


私がわかりやすく、あからさまに落ち込んでると

まゆみ先輩は色々慰めてくれた。

優しいの…


「今度、美味しいものでも食べに行こう!」

はい…


「なんなら、今日この後、少しだけ飲みに行く?」

はい…


「あんまり気にしちゃ駄目だよ!」

そうですよね…


「ねえ…キスしようか?」

え?!

あ…

はい…


「ほら、断れってー!こんなとこでするかー!!」

と言って、まゆみ先輩が笑った。


まゆみさんだと冗談に聞こえなくて!

と言って、私も笑った。


「冗談に聞こえなかったら、余計に断れってこと!」

と言われた。


なるほど。

そっか、そうだよねぇ…


帰り道に

「誰かの言いなりの人生なんて、大変じゃない?」

と言われたけど…


多分私は、誰かの言いなりになってるほうが楽なんだと思う。

言われたことが、出来ればやるし

言われたことが、出来なければやらないし。

そうゆう家庭環境だったしね…


あ、また家庭環境のせいにしちゃった…

違うよね。

本人の問題だよね…


あーんもう!

成長ないのは身長だけにしてー!!