「いいんですよ、来てくれなくても。でもね…一度くらい行ってみたいとか、どうすれば行けるのかとか、自分が神奈川まで行くことを一度くらいは検討だけでもいいからして欲しかったですね…」
「行けなくても、気持ちの問題よね」
「そうですね。気持ちとか、姿勢とか。それだけで救われるんですけどね…」
「そういうのに腹が立たなかったの?言わなかったの?」
「言えなかったですね。それは俺も悪いんでね、そこはもう…本当に。情けない話です」
「あっさり別れられた?」
「いや、俺がもう未練たらたらで。友達ってことで続けてしまって…」
「復縁したかったの?」
「どうなんでしょ。わかんないです。でも、振られた後も好きでしたよ」
「その友達関係(?)はなんで終わったの?」
「まあ、向こうが新しい男を作っちゃったんで…。あなたとは友達だからいいんだよね!って。仕方ないけどキツイっすよね。それで完全に終わった感じかな…」
「酷いね…」
「酷い?どうなんでしょ。自業自得の部分もあるんで。酷いと思うより辛かったかな…」
「向こうは友達と割り切ってたんだ」
「そうなんですかね?わかんないです。でもまあ、俺の気持ちも知ってたはずなんですけどね…」
「それは尚更辛いね…」
「惚れた弱みです。恋愛は惚れ過ぎたほうが負けでしょ(笑)」
な、なにこれ!
なんなのよ!
私への誹謗中傷じゃない!!!
ゆ、許せない…