「まず、羽那ちゃんにそういう相手が出来てたってことがショックだわ…」

そっか。
そうなんだ。
フミさんはまだ私を好きでいてくれたんだね。
まあ、知ってたけど…
気付かないふりしてみた。

フミさんも早く新しい彼女を見つけてね!
もう、私なんか忘れちゃっていいんだから。
ああ、友達だから忘れちゃダメ!(笑)
でももう、恋愛感情は無くしていいんだからね。
吹っ切っちゃっていいからね!

「そんなこと、言われて出来るくらいならとっくにやってるよ」

え?!
何?
ちょっと怒った?

なんで?
やめてよ。
もう彼氏彼女じゃないんだし。
友達なんだから。
私に彼氏がいようと、それは自由でしょ?
フミさんもどうぞ!なんだよ?

てゆうか
今日は私の相談に乗って下さい!
友達でしょー!

でも一応…
機嫌を損ねないようにしようっと。
やべーやべー

まあでも、新しい彼氏が出来たいことを伝えられて良かったわ!
と思った。

いいから私の話を聞いて!
相談に乗って!!

浮かれてたのよ。
先に恋人が出来て嬉しかったとかもあるし。
それをやっと伝えられて…
ちょっと掛かってたとかもあると思うし。

ん!?
性格の問題か。
よくわかんないや。

まあとにかく、私の相談に乗って下さい!
私のこと優先で。

そこは変わらないのね…