で、私に席を外させて何を話してたの?
ミカはフミさんに聞きたいことがあったんだって。
何を聞きたかったの?
「羽那って色々あるじゃないですか…。フミさんは羽那を救ってあげられますか?自信ありますか?って聞いたんだよ。これ、ちゃんと答えられない人だったら駄目だと思っててさー!」
え?!
そんなこと聞いたんだ…
すげーな、ミカ。
で、フミさんはなんて言ってた?
気になるよ…
ドキドキ。
「それは教えなーい」
なんでよ!
教えて!
本当にお願い!!
「わかってるよー!心配するな!マジになるな(笑)」
なるよ!
で?
で?
なんだって?
「当然自信はあるよ。大丈夫。あと、俺も救われてるんだよねぇ…だってさ!」
私は嬉しかった。
そっか。
そうな風に思ってくれてたんだ…
自分じゃ聞けないや。
ミカ、ありがと。
まあ、正直、私がフミさんの何を救ってるかはわからないけれど。
苦笑い。
ミカは、うん、この人なら大丈夫!と思ったんだって。
そっか。
そうなんだ…
本当に二人を会わせて良かったよ…
しみじみ。