Microglial depletion under thalamic hemorrhage ameliorates mechanical allodynia and suppresses aberrant axonal sprouting

 

2020年2月、JCI insightに投稿された論文。

 

基本的な紹介&詳細な背景:中枢性脳卒中後疼痛(CPSP)は、体性感覚系を含む脳卒中後に発症する神経障害性疼痛症候群の一つである。

 

対象とする問題:しかし、CPSPの発症機序はほとんどわかっていない。

 

主要な結果: 我々は、視床腹内側複合体に局所的な出血を誘発したCPSPモデルマウスを作成し、機械的アロディニアの発現を確認した。このモデルでは、損傷した視床だけでなく、体性感覚野でもミクログリアの活性化が観察された。

説明:CSF1受容体の阻害剤を用い、ミクログリア枯渇がCPSPモデルのアロディニアを抑制することを示した。

アロディニアのcritical phaseにおいて、体性感覚野でc-fos陽性ニューロンが増加し、視床から皮質にかけての異常投射が起こることを示した。

さらに、ミクログリア切除により、体性感覚野のニューロン過活動と回路再編成の両方が抑制された。

 

より広範な展望:記載なし

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Figureについて記載する。