移民受け入れによる治安の悪化、特にレイプ事件の増加には僕も大変心を痛めている。しかしこれまで僕は右翼による「外国人排除」「反グローバリゼーション」の動きには反対してきた。

特にアジア人不法滞在者に対する入管の虐待に反対してきた。


また理論的にも「資本と商品の移動の自由化を主張するWTOと多国籍企業」に対し「それなら労働力の移動も自由化しなければおかしい」という主張を正しいと信じてきた。


今、僕は1980年代から信頼してきたイヴァン・イリイチやスーザン・ジョージの思想を捨てなければならないのか?と迷っている。


恐らくゲルマン民族の大移動もこんな感じだったのだろう。


熟考が必要だ。

まだ結論は出せない。