ご無沙汰しております。

今回の海外引越では破損・紛失などが多く、荷物が運び込まれて以来、片付けの傍ら、引越業者とのやり取り、フランスの保険会社への申請のための作業にずっと追われ、毎日が過ぎています。
ストレスでいっぱいになった状態のところへ、大学の後輩から誘いを受けて、久しぶりに大学に足を運びました。

3年前に卒業式を待たずフランスへ向けて日本を発ってしまったので、まずは卒業証書を受け取りに学生課へ。
そして、2度目の大学生活でお世話になったある先生にもお会いすることができ、少しご挨拶にうかがいました。

若い学生で溢れるキャンパスをあるいていると、なぜだかニヤニヤせずにはいられませんでした。
充満している若いエネルギーのせいでしょうか、それとも3年前までよくこんな所で自分も学生をしていたという思いからでしょうか、とにかくニヤニヤがこみ上げて来て止まりませんでした。

お会いした浮世絵の専門家の先生によると、今年は美術展覧会に関して素晴らしい年であるということでした。
去年は震災のために多くの美術展がキャンセルされました。それが延期されて今年開催され、それに加えて今年開催予定の展覧会も行われるため、多くの貴重な作品を国内で鑑賞することができるとおっしゃっていました。

確かに、「行きたい!」と思う展覧会が目白押し。
足を運ばれた方も多いと思いますが、東京・上野の東京国立博物館で開催されています特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝

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興奮して頭が痛くなるくらい素晴らしい展覧会でした。会期中に、もう一度行きたいと思っています。
今年から来年にかけて、名古屋、九州、大阪も巡回する展覧会ですので、東京にお住まいでない方もぜひ。




そして根津美術館で始まったばかりの「KORIN展

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約100年ぶりに国宝の「燕子花屏風」と「八ツ橋図」の六曲一双の屏風が並びます。
平日の午前中を狙って見に行きたいと思います。




残念ながら観に行くことはできませんが、京都の細見美術館で開催中の「酒井抱一と江戸琳派の全貌

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私は、酒井抱一の作品が大好きです。何度見ても、何度見ても心奪われる繊細さ・美しさです。


まだまだ他にも魅力的な展覧会があります。
日本に帰って来たことですし、前向きに今年はたくさんの日本美術を楽しみたいと思います!

大学で先生とお話しした後は、さっそく美術館に向かいました。
引越のゴタゴタ処理の合間のとても良い気分転換になりましたニコニコ



shinobu♪