今日は

「できないことを周りに発信していこう!」

というお話です。


できないことがあった時、どうしますか?


昔の私なら、代わりに「これならできるし、まぁ、ちょっと苦手だけど…」とか、そもそもできないことを気付かないふりをしたり、周りに隠したりしていました。


だって、できないことって恥ずかしいじゃないですか。


でも、ある時「できないことは周りに発信した方がいい」というセリフを耳にしました。その理由は、できないことを発信することで、周りが教えてくれたり、フォローしてくれるからということでした。


できないことは悔しいし、恥ずかしく感じることもあります。でも、このセリフに納得した私は、仕事で難しく感じていることや困っていること、苦手なことを周りに発信するようにしてみました。


すると、何を心がけたら良いか教えてもらえたり、「じゃあ一緒にやろう」とフォローしてもらえるようになりました。そして、自分がその作業を苦手だと伝えているので、「段々上手くなっていけばいい」と思えるようになり、「心にゆとり」ができました。


特に新人のうちは、できないことを積極的に発信することが大切です。新人の時期は「聞いてもいい期間」であり、上司や同僚にサポートを求めやすい時期です。しかし、上司との関係性や職場の雰囲気によっては発言しにくいこともあるでしょう。それでも、勇気を持って発信することが、自分の成長と周りのサポートを引き出す鍵となります。


それでも、「できないことを発信すること」に不安を感じることもあるかもしれません。しかし、一度自分に置き換えて考えてみてください。後輩や友人から「困っていること」を相談された時、どうしますか?「自分はこうやったら上手くいったよ」とか「慣れるまで手伝おうか?」とか、温かい言葉をかけると思います。そして、相談されるということは頼られていると感じることができ、助けることができた時嬉しく感じませんか?


このように考えると、少しでも「できないことを発信すること」へのハードルが下がるといいですね。


もちろん、全ての人が思いやりがあるとは限りませんが、まずは発信してみることが大切だと思います。発信するだけで好転する可能性が大きくありますし、もし好転しなくてもそれはその時考えたらいいと思います。


「できないことを発信」してバカにされるような環境で、無理に頑張り続ける必要はありません。もし、そんな環境にいるのなら、自分の成長や働きやすさを大切にするためにも、時には環境を見直すことも必要です。


このように、できないことを隠すのではなく、素直に発信することで周りとの協力体制が生まれ、自分自身も成長できるのです。誰でも、ぜひ「できないこと」を勇気を持って発信してみてください。その一歩が、新たなチャンスと成長への道を開くかもしれません。また、助けてもらえない環境にいる場合は、無理に我慢せず、環境を見直すことも大切です。