日本におけるMLMは「特定取引に関する法律」の中に定められている「連鎖販売取引」に該当するビジネスモデルです。
法律で定められた合法のビジネスであり大手企業も数多く参入していることは既にお話しした通りです。具体的な例としては、ダイエーやジャスコといった流通大手が100%出資の子会社を設立して参入したことや、日本に展開していた外資系健康食品のMLM企業を山之内製薬がグループ企業として買収したりしています。
その他、世界のソニーが化粧品メーカーを、カネボウが下着メーカーを設立。そのいずれもがMLMを採用しています。また女性下着メーカーとして有名なシャルレやプルーンで有名な三基商事もMLMによって自社の製品を普及させ大きく展開した企業です。
ねずみ講とは商品が存在せず、お金だけがやり取りされる金銭配当組織のことを指します。入会するとまず主催会社に多額のお金を払いますがこのお金が上位会員への分配金として使われます。つまり下位から集められたお金が上位会員へ分配される仕組みになっています。ねずみ講では新しい下位会員が加入し続けないと上位への金銭配当がストップしてしまうためこの仕組みが存続するには新規会員が無限に増え続けることが必須の条件になります。これがねずみ講の正式名称「無限連鎖講」の名前の由来です。人口は有限ですので、最後に入った人は必ず損をします。なぜなら自分の出資を回収できずに払いっぱなしになってしますからです。ねずみ講は早い物勝ちの違法なマネーゲームなのです。しかも、現在の日本ではこの仕組みを「無限連鎖講防止法」という法律によって禁止し、主催した方も参加した人も法的に罰せられます。ですから現在ではねずみ講というものは存在しないのです。
佐藤幸雄 ネットワークビジネスパーフェクトマニュアルより。
