こんにちは!

 

ゆうです!

 

 

今回は

『デバッグで使えるツール』

についてお伝えします。

 

デバッグとは

そもそもデバッグという言葉を

聞きなれない方もいるかもしれないので

簡単に紹介しますね。

 

 

デバッグとは作ったプログラムのエラーを

解析したり、意図した通りに動いているかを

確認することを言います。

 

 

プログラミングしたソースコードの

おかしな所などを調べるためのものを

デバッグツールと言います。

 

 

ここではよく使うデバッグ手法の

紹介を行っていきます。

 

1.ログを確認する

PHPファイルをブラウザで見て、

白い画面になったりエラーが出たりしたら、

まずはログファイルを確認しましょう。

 

 

PHPのエラーメッセージなどが出ていれば

その場所は原因を特定していきます。

 

PHPの標準で搭載されているビルトインサーバなどを

使用している場合は、サーバを起動しているところで

そのまま見ることが可能です。

 

 

WEBサーバを起動している場合は

各WEBサーバの配置しているログファイルを

探しましょう。

 

 

エラーはだいたい英単語を拾う形でも原因が

特定できますが、よくわからない場合は

こちらの記事を参考にして調べてみてください。

 

2.プリントデバッグで状態を出力させる

var_dump()という関数を使うと、

変数の中身などを画面に出力してくれます。

下記のソースコードのように変数などに対して使用します。

 

[php]

var test_str = "TEST";
var_dump(test_str);
 

[/php]

 

 

WEBサーバのログに出力したり

画面に出力したりする方法は

いくつかありますが、とりあえず

これとechoだけ覚えておけば

よいでしょう。

 

このような現在の変数などの状態を

画面に出すのはプリントデバッグ

という方法で、最も一般的な

デバッグ手法です。

 

 

具体的には、

 

  • 分岐処理はどちらを通っているのか
  • その時の条件はどうなっているのか
  • またどこまで想定しているとおりに実行されているのか

 

等を確認できたりします。

 

3.GoogleChromeデベロッパーツール

通信内容などフロント側にも

原因が考えられる場合は

デベロッパーツールを使います。

 

 

PHPがおかしいと思っていても、

そもそもの入出力がおかしいことがあるため

どこまでは確実に正しく動いているのか

問題の切り分けが大切になってきます。

 

 

使い方に関しては詳しくは、次のサイトなどを参考にしてみてください。

http://www.buildinsider.net/web/chromedevtools/01

 

4.PHP DBG

スクリーンショット 2016-04-19 16.18.19
 

URL : http://phpdbg.com/docs

 

 

PHP5.6以降にはPHPのデバッグを

するためのツールが標準でついているため

これを使用してエラーを解析しましょう。

 

 

ブレークポイントというその場所で

一旦処理を止めて状態を確認する方法がとれたり

ステップ実行という1行ずつ動作を確認しながら

処理を進める方法などが利用できます。

 

 

ここまでの方法でほとんどのエラーは解決できるようになるはずです。

英語ですが上記公式ドキュメントにも詳しい使い方が書かれています。

5.PHPコマンドラインオプションを使う

スクリーンショット 2016-04-19 16.20.51
URL : http://php.net/manual/ja/features.commandline.options.php

PHPファイルをコマンドラインから

実行させる起動方法をする際に、

オプションをつけることでさまざまな

動作をさせることができます。

 

 

たとえば、

 

[bash]
 

$ php -l [php_filename]
 

[/bash]

 

を実行することで、phpの実行はせずに

構文チェックだけ行うことができます。

 

コマンドに慣れない人にはとっつきづらいですが、

詳しくはPHPマニュアルの公式を参照してみてください。

 

 

今回はこの辺りで失礼します。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!