小泉自然楽校 | ネットワークちゅうごくのブログ

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気仙沼市小泉地区、南三陸町歌津地区および宮城県内沿岸地域などの最前線で活動されている方々の後方支援する活動を行っていきます。よろしくお願いします!

小泉自然楽校

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宮城県気仙沼市小泉地区の方々と一緒に復興への道を歩むひとつとして、地域の活動拠点「ひらがいハッピードリームパーク」を2012年6月、津波で流された住居の基礎撤去がスタートしたことで終了し、新たな常設な移設場所を模索、同じく小泉地区の地域賛同協力を得て、新たな復興志縁活動の拠点として、小泉地区小浜半島10ヘクタールの手付かずの自然の宝庫にて、【小泉自然楽校】スタートさせることとなりました。

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●期  間: 平成24年6月~平成25年3月
●活動日時: 毎月土・日、長期休暇を中心に10時~17時予定


(行事、学校長期休暇中は別途予定)
●活動場所: 所在地住所
:〒988-0333宮城県気仙沼市本吉町小浜及川乾燥場気付 小泉自然楽校宛


・安全、安心な森づくり、沿岸砂浜づくり、里山づくり、畑、田んぼづくり体験を、専門知識がある方々と共に整備をする。
・児童・生徒や地域の方々による整備活動、総合的な学習にも活用しながら学校で森づくり活動を検討して頂く。
・児童・生徒や地域の方々による定期的な営み活動 


●内容
小泉地区の園児~中学生までの子ども達の
体験学習、親子でのふれあい体験

1.農業体験活動
① たんぼ作りで無農薬お米を育てて秋の収穫を楽しもう
(親子ふれあい事業→食育として田植えと稲刈りだけではない田んぼからの新たな学び)
② 畑づくりで、無農薬野菜を四季とりどりの野菜を作って食べよう
(親子ふれあい事業→食育としていろいろな野菜の種類を覚えて料理の仕方も学ぶ)

2.林業体験活動
① 小泉100年の森づくりの一環として環境教育を学ぼう

(親子ふれあい事業→親育として自分たちの地域の自然との共生を森林整備を通して学ぶ)
② 小泉の自然散策遊歩道づくりを奉仕活動しよう
(親子ふれあい事業→親育として地域の中で親子で汗をかき共に創る喜びと自然の中で新たな学び)
③ 環境教育防災林の森づくりをしよう


3.漁業体験
① 小泉の海から恵みを発見して調べてみよう
(親子ふれあい事業→食育として海の生物・資源を捕まえて料理方法の新たな学び)
② 小泉の海の環境学習、地質、沿岸を調べてみよう

4.自然体験活動
① 海の自然体験で海の事を知ろう、遊ぼう
(シーカャック、漁船での回遊、海釣り、浜遊び、潮干狩り、海の生態学等)
②森の自然体験で
(自然観察学習、森づくり体験、薪わり、キノコ栽培、山の生態学)
③ 里山の自然体験で
(野菜、米、山で採れる食材を活用した地域交流、里山の生態学等)

5.減災体験活動   
① 炊き出し訓練として日常的な野外炊飯、火起こし体験活動
② 津波被害を見て、感じて、調べて、次の震災に備える体験活動




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小泉自然楽校 滞在について

 3.11東日本大震災を風化させないためにも、少しでも被災者の方の気持ちに寄り添えるように、今後自分の地域における震災時に避難生活の対応ができるように、水源はなしにて水汲み作業、まき風呂にて廃材回収、まき焚き作業、仮設トイレ・ドーム・まき風呂清掃、食事自炊作業等を自分たちで自己完結していただきます。予めご了承ください。
すべて自分たちで揃える、やる、自己完結です。

今後も震災は日本各地で起こり、いつどこで自分たちもこのような状況に遭遇するかわかりません。その時、自分は何ができるか・・・



 自然楽校での体験はボランティア作業だけでなく、これまで当たり前になっていた「すべて揃っていた生活」から、何もない緊急時の生活の中で、人のつながり、ご飯のありがたさ、電気水道があることの大切さなどを実感することができます。



 ここで学ぶことが明日の自分、5年後、10年後の日本に生かされ、もし自分の地域で何か起きた時に、一人でも多くの人を助けていけることを願います。


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●東日本大震災により多くの尊い命と財産、幸福が一瞬のうちに流されたり、壊されたり、奪われたりしました。

その中において天災とは言い難い、災害時における救える命や、助かった命を繋ぎとめる避難誘導、避難所運営の格差が大きく人の生死を分ける結果にもなった事実を重く受け止めなければなりません。二度とこのような悲劇や不幸な過ちが繰り返さないためにも、現地における教訓を活かすための避難所体験パークを設置しました。

今後起こりうるであろう災害に備えるための平時における営みの中にこそ非常時の対応を

身に着けるべく、少しでも多くの命を救うためにこの体験をお勧め致します。                 


小泉自然楽校 

管理指導責任者 阿部 寛行