3月11日僕は日本一周の途中で沖縄にいました。
それも、僕が沖縄から出ようと思っていた前日でした。
その日は沖縄の友人ひでの家にいたのですが、テレビで見た映像は現実だとは受けとめられないくらい僕にとって非現実的なものでした。
隣であせるひでの横で僕は、その非現実的現実を受けとめられず楽観的にいたかもしれません。
しかし、次の日、その次の日と津波の影響により、船にのれず、沖縄で足止めを食らったのから始まり、南から北にあがっていくにつれ、震災の影響を徐々に感じだし、
なにか出来る事はないかという気持ちが強くなっていきました。
でも結局、何かできることはないかと思っていたものの、
気持ちだけが高まり、結局なにも行動できていない状態の中、被災地につきました。
被災地につくと、各町には「ボランティアの皆さんありがとう」とか「必ず恩返しします」とかそういった言葉が書かれたボードが沢山かかげられていました。
そんなボードをみたり、各被災地の町での暖かさにふれていると、熱い気持ちが込み上げてきて、なにかしなくてはという気持ちが強くなりました。
そして、ネットでボランティアの情報を調べていた所、
石巻市でボランティアの募集があり、僕は9/8、9日、石巻市でボランティアをやりました。
ヘドロ掃除のボランティアです。
このボランティアをやることで、本当に多くの事を学べ成長につながったかと思えました。
ます、ボランティアで出会った仲間たちが素敵すぎました。
震災から半年。
雑菌だらけの悪臭漂うヘドロの中に全身ヘドロだらけになりながらも、
被災地の方々の為になるのならと進んで入っていく皆の姿を見て、
本当に人として素晴らしい方々だなと思ったし、
こういう方々がいる限り日本も被災地もまだまだ大丈夫なんじゃないかと思えました。
夜はそんな方々と一緒に飲み色んな話を聞かせてもらい、とても勉強になりました。
人の為に熱くなれる皆の姿をみて、自分ももっともっと成長していかなければならないなと思わされました。
そして、被災地を見て、ボランティアをすることにより見えた事も沢山ありました。
今回僕が体験したボランティアでは、一件の家のヘドロを出すだけでも、2日以上時間がかかりました。
それを体験して、今までの復興も相当大変だったことがわかったし、これからの復興も相当時間がかかることを感じたし、ボランティアの必要性を感じました。
効率的にこんな作業、個人のボランティアでやってたらいつまでかかるんだと効率の悪さを感じてしまう事もありましたが、
作業が進んでいくにつれ一人の力は微々たるものでも、今までの復興はそんな微々たる力が合わさって、進んできたことを考えると、自分の微々たる力にも意味を感じれ、自分の存在の意味を感じれました。
そして、それと同時にこれからはもっともっと業者のボランティアも必要なんじゃないかとも思いました。
ボランティアはなかなかきつかったけれど、そんな沢山感じ、沢山学べ、最高の仲間ができ、お金とかそんなんじゃなくそれ以上の多くの事を得れた時間になりました。
とりあえず以上です。
地震に関する支援・ボランティア・情報は日本赤十字社
→ http://www.jrc.or.jp/
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