ヴィーヴの日常 その２ 糸魚川編
2020年3月、早期退職をし、新潟県糸魚川市で手に入れた家への移住が現実的になった。その頃はまだ、両親がいたので、すぐに移住というわけにはいかず、糸魚川９、朝霞１くらいの感じだった。糸魚川に行く時はいつもヴィーヴと一緒。ヴィーヴは「どこに行くの？」という感じだったが、私と一緒ということで車での長旅も苦にしなかった。
（初めて糸魚川へ向かうため車に乗せた直後のヴィーヴ。目線が少し不安そう笑）
大野庵（糸魚川の我が家の名前。中学時代からの親友が命名してくれた。）に初めて連れて行った時、場所、匂いなど初めて尽くしのヴィーヴはしばらくフリーズして動けなかった。
（初めての大野庵。フリーズして不安げなヴィーヴ）
とても臆病で慎重なヴィーヴだったが、夜になると少しずつ慣れてきた。私が本を読んでいると私の足にピッタリと体を付けてジーーーと私を見つめるようになった。しかし、その目はまだ、「これからどうするの？」という不安を感じるものだった。（続）
（夜になり少し慣れてきたヴィーヴ）