携帯電話を持ち始めて10年。
学生時代に増えた人間関係のため、アドレス帳が膨大な数になっていました。
しかし、今でも連絡を取り合う仲かそうでないかは一目瞭然です。
社会人になって6年目。
学生時代の良き思い出と思ってそのまにしていたアドレス帳を整理することにしました。
見返してみたら、
懐かしい名前がたくさん。
お一人お一人の顔が思い浮かんできて、
その人との思い出が浮かびます。
でも、残念ながら、その後、連絡を取り合う関係までは発展しなかったんですね、、、
そういう方がじつに沢山いました。
この方とはもっと懇意にしておきたかったな。
とか、
この方元気だろうか。もっとこちらから連絡すべきだったな、
とか。
後悔も少し。
でも、それは私が今後出会っていく人との関係を作っていくための糧に変えようと思いました。
きっと元気でいるよね。
元気でいてね。
幸せでいてね。
幸せになってね。
心の中で、そのお一人お一人の顔を思い浮かべながら、祈るような思いで、アドレス帳から消していきました。
そうすると不思議。何よりも自分の心が安らいでいくのを感じました。
きっときっとみんな幸せになっていくでしょう…
1人だけ。
あまり親しくなかったけど、消せない人がいました。
学生寮の仲間。
彼女は、昨年、病気で亡くなってしまいました。
なくなる直前まで、そんな重い病気に倒れていることを、知りませんでした。
程なくして亡くなってしまいました。
心の中で今でも彼女の笑顔が浮かびます。
言葉を交わしたのは数回でしたが、
確かに連絡先に登録されてました。
きっと、どこかで交換してたんでしょう。
人は2度死ぬ。
と言われます。
若くして亡くなった彼女を忘れないように、彼女のアドレスを残しておきました。
心の中で彼女の笑顔が生きています。
てか、さっきからずっとアドレス消す作業してるのに、まだあ行なんですけど!!💢
ねっちゃんでした。