いつもは自由な場所で寝てる太郎だけど、最近寒くなってきたせいか私の寝てる和室に来ることが多い太郎
おとといの晩、夜中、何かの気配がしてフと起きるとナイトランプの影に太郎のシルエット
足元でジーーーっとこっちを向いて立ち尽くしている
耳の聞こえない太郎に手招きで「どうしたの?おいで」と言うと、まるで言われるのを待ってたかのように、
太郎にしては早い足取りで、トットットと私の胸のあたりまで来ると、なんとも絶妙なタイミングで私の唇をペロペロっと二舐め
あぁ、そう言えばこの頃チューチューしてくれなくなってた太郎ちゃん、何日ぶりだろう
思わず太郎の全身をキュウーーっと軽く抱きしめて自分の方に抱き寄せた
太郎の愛しい匂いがプーンとした
なんだか夜中で一瞬のことだったのに、朝起きた時も思い出してはうれしくなって。
これって、初恋中の気分を何倍かに薄めたような気分かも。
そうだこぶがいた頃から何だか不思議に思ってた。
この、犬でないと湧いてこないキューーーンとした気持ちって何だろう
それでしばらく考えててある日どなたかの犬ブログを読んでる時に思わず膝ポンの、それはそれは私の気持を
そっくりそのまま代弁する文字が記されていたのを思い出す。
「犬と暮らすって、初恋の気分を何倍かに薄めた気持ちがずーーーっと毎日続くような感じ」
あぁ、良くぞ言ってくれたよあなた鋭い
そうそう、このせつないような、人間みたいに何年も何年も生き続けるものじゃないってのをわかっててのこの尊い出会い
君と私で、かけがいのない、二度と訪れない今日というこの日を大切に過ごそうね、みたいな
人とはこんな気持ちは残念ながら感じたことはない。
太郎ちゃん、愛してるよぅ
急に話題が変わって、いきなり蟹っていうのもアレなんだけど、忘れないうちにここに写真を載せておこうと思って。
せいこ蟹なんだけど、越前福井よりお取り寄せ。
これは小っちゃくて、足より味噌と外子、内子を味わう蟹。
魚でも綺麗な切り身の部分より、マグロのかまとか、ほお骨の裏とか、そういう部分が好きですのん
…で、この時期だけの贅沢をさせてもらいます。
この内子が最高においしくて、味が濃厚で、最初お取り寄せしたのは3~4年前だったと思うけど、この味、一回知ってしまうともう毎年スルーできない。
旦那君は蟹アレルギーだから、「思う存分一人で食いなよ」とか言ってくれて。
なんか可哀そうだから、いつも替わりに海老をたくさん買ってきてガーリックシュリンプを作ってあげてる。
本当にもったない人だ
だって小田原の早川漁港に行って、目の前に新鮮な海の幸があってすぐにでも食べられる状況にあっても、メンチカツを食べるんだからねー。
それも百歩譲ってマグロか何かのメンチならわかってあげてもいいけど、牛豚の合い挽きのマジなメンチ
こういう時は、私の父にあの世からちょっと遊びに来てもらって、一緒に舌鼓を打ってほしいと思うのであった
寒くなってきました。みなさま一にも二にも免疫力です
緑茶とみそ汁だそうですよ
では今夜もあたたかくしておやすみください。
ワンもお腹を壊さないように