言葉がみつかりません。
また、もうすぐクリスマスですけど、お爺さんやお婆さん、どうかお孫さんにサプライズのクリスマスプレゼントとして犬や猫を突然贈るのはやめてください。
毎年、クリスマスやお正月を過ぎると遺棄率が上がります。
犬や猫はぬいぐるみではなく、「生きています」ので、せいぜいがぬいぐるみにしておいてください。
生き物を迎え入れるなら、ちゃんと家族会議をして、育てていけるか、病気になった時の医療費は大丈夫か、長時間の留守番ばかりではないか、色々と話し合うことはたくさんありますので、慌てないでじっくりと考えてからにしてください。
捨てられた犬や猫は心に深い傷を負います。
犬や猫にも感情っていうものがあります。
皆と一緒です。おやつが食べたいなぁとか、もうちょっと昼寝してたいとか、お母さんが怒っているみたいとか、ある時は人間以上に敏感に色々なことをわかっています。
それに、私達が考えている以上に私達飼い主のことをひたすら愛しています。
裏切られて捨てられ、心が深く傷ついたのに、それでも鉄格子の中で飼い主が自分を迎えにくるのを待っています。
そして、人間を愛することしかしてこなかった健気な天使を待っているのは殺処分という、決して安楽死ではないひどい処遇が待っています。
生きたまま燃やされる仔もいます。
こんなことは誰も書きたくありませんが、あまりにも知らない人が多すぎるし、傷つくのが人間ではなく純粋な動物たちというのが、どうしても納得できないのです。
私が初めてこのことを知った昔、冗談だろうと思いましたが嘘ではないと知った時、この世を恨み絶望しました。
生きてさえもういたくないと思いました。今でもそれは変わっていません。
だから、動物たちがこれ以上傷つかないように、軽い気持ちで犬猫を迎えるのはやめて、もし迎えられるなら保健所、センターからまわってみてください。
そしてどうか、年取ったからといって捨てないでください。
お爺さん、お婆さんにもお願いいたします。
裏切られたうえに、そのうえ何故「死刑」ですか?